題字の通りですが買ってみましたTIME(っぽい感じの)中華カーボンステム、お値段は2700円程。
セールにいいように釣られました。
アリエクで『5000円買ったら500円割引!』というものをやっておりまして(※何のキャンペーンかは不明)。面白そうなものを探していたら丁度金額的に都合が良かった…という理由で自分を誤魔化して買ったものです。
単純に使ってみたかったということの方が大きいですけどね。本家のステムは50000円という驚愕プライスなので『手を出そう』なんて気持ちすら起こりません。
・MONOLINK ULTEAM STEM(TIME)
http://www.podium.co.jp/time/handlebars/monolink-ulteam-stem-2016.html
TIMEはフレームだけでなくステムとシートポストも揃ってはじめてTIMEになります。TIMEユーザーは本当にすごい、おカネがあるって正義ですね…。
経営者が変わってしまった今のTIMEにそこまでの価値があるのかは分かりませんが。「ロードバイクユーザーのTIME離れ」は決して侮れない程度だと思ったりします。
まぁそれはさて置き、そのようなおカネも情熱もない人間は中華ですよね…というわけでレビューです。
中華のTIME(っぽい)カーボンステム買ったら作りが雑で草
中々に大雑把な作りでございました。これはバリ…と言っていいのだろうか、明らかにフラットになっていませんね。ハンドルを当てるとカタカタ鳴ります。リズムを刻む系のステム、新ジャンルです。
流石に2700円は難しかったか…お店で触った本家はつるつるだったのに(当然ですけど)。
まぁ折角買ったので使いますが。
紙ヤスリで表面を軽く削って出っ張り部分を消しました。
10年使うのはこわいですが2年3年くらいなら問題ないでしょう。MTBのように負荷をかけるわけでもないですし。自己責任っていい言葉ですね、更新が止まっていたら召されたとでも思ってください。
このステムは一般的なステムとは違いナットが分離しています。
ナット先(?)を無くしたら使い物にならなくなります。
まだ使っていないので何とも言えませんが、とりあえず「まともなユーザーはやめておいた方がいい」ということだけは言えそうです。
ちなみにカーボン製品は専用のグリスを塗った方が色々と都合が良かったりします。
カーボンは圧縮に弱いので金属と違って潰れると戻ってくれません。そんなわけで「強いトルクをかけたときに外れてしまう」という現象が起きやすかったりします(※金属だと反発してくれるのでこういう現象は起きにくい)。
そうなると「潰れないように小さいトルクで、かつ、しっかりと固定する」という繊細な作業が必要になるわけですが、これを行うためにはグリスを使って表面の摩擦抵抗を増やすのが手っ取り早くて確実です。
・カーボン専用グリス
ついでに書くとこのグリスは金属に塗っても結構効きます。シートポストのずり落ちが気になる方は試してみるのも一興です。
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