『ママチャリじゃない自転車が欲しいけど何を買ったらいいのかよく分からない』という場合に参考にされてみて下さい。独断によるものですが間違ってはいないはずです…多分。
横軸が速度、縦軸が道の状態を示しています。中心点がママチャリ(シティサイクル)です。
簡単に言えば『下に行くほど悪路走行が出来る』『右に行くほど速度が速い』と考えてもらってOKだと思います。
速度に関しては『だいたいこの辺の速度域になることが多いかな』ということを示しているものなので必ずしも現実の走行速度とは一致しません。ツールドフランスに出場する選手であればママチャリに乗っても「激速」なわけですが、こういうのは例外ということです。
また、フルサスペンションのMTBで速度を出すといったことも用途外であるので除いています。実際にはフルサスペンションのMTBでも踏めば40km/hくらいでますがそんなことをやっても仕方がないですからね。
速度はあくまでも『適切な範囲』だとお考え下さい。
表の見方について
例えば、ミニベロの場合はママチャリよりやや右にズレた上方向に位置しています。このことから『ママチャリよりは速度が出る』『ママチャリより対応できる道が限定される(※きちんと整った道じゃないと使いにくい)』ということが分かるわけです。
クロスバイクの場合は『ママチャリよりかなり速度が出る』『ママチャリより対応できる道が広い(※多少荒れた道でも走れる)』ということが言えるわけです。
クロスは便利ですねー、表を見れば一発ですが一番便利なのはクロスです。
BMXなんかは速度全然出ません。あれはトリックをするための道具なので当然なのですが、走るための道具ではありません。
次は下方向の悪路対応について考えてみましょう。
ファットバイクだと速度はママチャリより出しにくいですが、ママチャリよりも状態の悪い道を走ることが出来ます。…とはいえ一般的なMTBよりも対応できる範囲が狭いので下方向には伸びません。
ファットバイクとグラベルロードを比べるとグラベルロードの方が速度は出ますが、悪路対応についてはファットバイクよりやや悪いということが分かります。
グラベルロードとシクロクロスはほとんど似たようなものですが、グラベルロードの方が悪路寄りでシクロクロスの方が速度域に優れています。
重ねて書きますがこれはあくまでも「一般的な分類」によるものなので参考資料程度のものです。個人の思い入れによっても誤差が出るはずなので。
個人的に使っているセクエルとかだと分類上はクロスバイクになりますがこの表だとこのような位置にはきません。
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普通のクロスバイクよりかなりタイヤが太いですからねぇ…。
このような自転車だとグラフ上ではこんな感じになります。
濃い灰色の領域がセクエルです。
一般的なクロスバイクより左下にズレる感じですね。クロスバイク程の速度は出ませんが、悪路対応性能は大きく向上しています。
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