人様の自転車でありながら勝手に気に入っているジオスのリーベを早速カスタムしました。前回紹介していなかったことも含めてアレコレと書いていきたいと思います。
全体の印象を比較してみるとこんな感じになります。
変更前
変更後
タイヤを太くしてサドルを変えました。レトロ感が減って現代的な雰囲気です。ちなみに費用はほとんど自腹だったりします。
ジオスのリーベに関する内容は以前の記事に書いています。
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かなり頑張って書いているので購入を考えている方にはぜひ読んでもらいたいところ。
タイヤをシュワルベのマラソンに変更!
まずはこれからいくべきでしょうね。メインのタイヤ変更です。タイヤをシュワルベのマラソンプラスに変更しました。
自転車を知らない方はさっぱりだと思いますがこのタイヤは自転車界における「丈夫なタイヤ」のアイコンになっているものです。チャリンコで世界一周するような方は必ずこのタイヤを選びます。ジーパンで言うところのリーバイス501みたいなものです。
このマラソンにはいくつかのシリーズがあり、マラソンプラスはその中で最も耐パンク性能の高いものです。
・マラソンの種類(シュワルベ公式輸入代理店)
http://www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16&item_category_id=10
要するに「世界一丈夫な自転車タイヤ」ということですね。
世の中にはタイヤの中に樹脂を流し込んで物理的にパンクさせないものもありますが、あれは乗り心地がすこぶる悪いのでおすすめできません。
マラソンさんは丈夫な反面とんでもなく重かったりしますが(※片方で1kgあります)、それでも耐久性を優先するべきでしょう。普通の方はパンク修理なんてまず出来ませんからね。重かろうが何だろうがとにかくパンクしないことが大切です。
デフォルトで付いていたタイヤが左になります。比べるとずいぶん印象が違いますね。
前のタイヤはサイドに色が付いているのでちょっと分かりにくいかもしれませんが太さも1.5インチから1.75インチへサイズアップしました。グリップ感も向上しているはずなのでよりゆったり乗れる…はず。
フレームとのクリアランスも問題なし。
自転車は基本的に現物合わせになるのでこういうのがちょっと怖いところです。自転車マニアの部屋には買ったけど使えなかった残念なパーツが転がっています。
ついでにチューブも変更してシュワルベで統一しました。
個人的な感覚としてはシュワルベが一番パンクしません。このチューブは1.5インチから2.4インチまで対応しているのでかなり大きいサイズになっています。
一般家庭には無い仏式バルブのチューブですがアダプダを付けておいたので大丈夫でしょう、多分。まぁ空気入れくらい買ってもらうということで…アマゾンで2000円くらいですし…。
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圧力表示は必須ですぞ!
ちなみにこのタイヤは日本代理店価格だと6600円(税別)とかなり高額ですが海外通販を使えば安く買えます。僕が買ったときは2727円でした。まぁ海外通販は値段がコロコロ変わりますけども。
海外通販が不安な方はアマゾンで買いましょう。
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『6000円はちょっと高すぎ!』と言う場合は普通のマラソンでも十分です。
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…というか普通のマラソンの方が良い場合もあります。マラソンでも十分すぎるほどに丈夫ですからね、ぶっちゃけどっちでもいいです。
今回は海外通販を見たらマラソンプラスの方がちょっと安かったのでそっちを選んだだけです。グレードとしてはマラソンプラスの方が上なのですが海外通販では必ずしも値段がそうなるとは限りません。
マラソンを買う場合は海外通販より国内アマゾンの方が安いときもあります。自転車パーツの値段は本当にコロコロ変わるんです。誰が決めているのか未だに分からない…。
タイヤの交換作業は特に難しくはありません。
ロードバイクのタイヤは非常に細いのでタイヤレバーという道具を使う必要がありますが、これくらい太いタイヤだとタイヤレバーを使わなくても空気を抜くだけで外すことが出来ます。
交換する場合は進行方向にだけ注意しておきましょう。太いタイヤは大抵の場合で取り付ける向きがあります。タイヤに矢印が書いてあるので簡単に確認できます。
サドルを女性用のものに変更!
重要にもかかわらずあまり大事にされないサドル君。こちらも海外通販で買ったもの、お値段1000円也。
自転車のサドルはこれといってジャンル分けがされているわけではありませんが、ざっくりと言えば骨盤が広いものと狭いものに分類できます。言うまでもなく狭いのが男性向け、広いのが女性向けとなります。
リーベに関してはやはり女性向の自転車といいますが、見た目の問題として男性向けサドルが似合いません。骨盤が広くなっていて全体的にまるっとした感じのサドルの方が似合います。
こうやって比べると一目瞭然ですね。スポーツ系のサドルは似合いません。
革で出来てるいかにもクラシックなタイプのサドルもありますが実際の使い勝手を考えるとウレタンが入った安物サドルの方が格上です。基本的にサドルは安物の方がいいです、値段を上げると乗り心地が悪くなるのが自転車のサドルです。
片足スタンドを両足スタンドに変更!
このカスタムは必須だと思います。片足スタンドは見た目として美しくありませんし安定性にも欠けます。
コンビニ前に自転車を留める→風で自転車転倒→隣の車を削る…なんてことが起きないとも限りません(※知り合いに一人います、相手はレクサスだったそうです)。
スタンドは定番品であるESGEダブルレッグスタンドです。
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完璧な商品であるかは微妙ですが現状これ以上の両足スタンドは存在しません。お値段が5000円くらいしますが可能な限り選んで欲しいところ。
このスタンドは足先のゴムがたまに抜けることがあるので長さが決まったら接着剤で固定してしまった方がいいかもしれません。
ペダルを超軽量マグネシウムに変更!
そのまま付いてるペダルは割と危ないので出来れば変えましょう。この最初からついているものは軽量でいいのですが、靴底に対し引っかからないので濡れていたりすると滑る場合があります。踏み面がきちんとあってビスが飛び出ているものがいいです。
変更後のペダル、中華の超軽量マグネシウム製。
両方合わせてわずか201g。足を直接回す部分なので軽ければ軽い方が疲れません。
このペダルは速度を「そこそこ」に出す場合にとても好都合です。これよりもグリップ性の強いペダルはたくさんありますが、そうなるとシューズとペダルが離れなさすぎて逆に危なくなる場合があります。
スポーツ的な用途であればそれでいいのですが今回は安全第一ですからね。グリップは「それなり」にあることが大事です。
フロントライトをタイヤの上に付けれるようにする
スポーツ系自転車の多くはハンドルにライトを付けますが、これだとハンドルに重量が増えるので安定感が下がります。地面からの距離も遠くなりますので基本よろしくありません自転車のライトはこのような感じでタイヤの上にあるのがベストです。
ライトを付けるとこんな感じになります。
ルックスだけで考えればもっとクラシックなモノの方が似合いますが性能を考えるとどうしてもスポーツ自転車メーカーが作っているものを選ぶことになります。
ちなみにライトはこちらの商品です。
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キャットアイ製品の定価1万円以下くらいの商品は海外通販を使っても安く買えません。むしろ割高になりますので迷うことなく国内購入です。
まぁ夜はどうせ見えませんからね。昼間は盗難防止のために外すことになるのでルックスを過度に気にする方がおかしな話でしょう。明るくて便利な方がいいです。このライトは市販の乾電池も流用できます。
これについては前に別の記事を書きました。
<関連記事>
ロードバイクにキャットアイのセンターフォークブラケット(CFB-100)を使う場合は非純正パーツと併用すべし!
ロードバイクの場合は上で紹介したようなステーが必要になりますがVブレーキが使われている自転車であればそのようなものはいりません。固定しているボルトとナットはキャリアを固定していたものがそのまま使えます。
カスタム終了!もうやることなし!
改めて写真を貼るとこんな感じです。全体的に前よりすっきりした印象です。
サドルの重さはほとんど変わりませんがタイヤの重量が増えているので重さは12.5kgくらいですかね。乗り味として踏み出しがちょっと重くなりましたが段差を超える時の衝撃吸収性がさらに改善したので良しとしましょう。
これ以上変更すべき箇所が見つからないですねぇ…。
記事中で紹介はしていませんがリムテープも変更…というか二重にしています。
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付属のヤツはペラペラでしたからね。タイヤをどれだけ丈夫にして外部をタフにしても内部が貧弱だとパンクします。
ブレーキはテクトロですがVブレーキなので特に問題はありません。キャリパーだと1年くらいで壊れてしまうのでさっさと変えてしまってもよいのですがVブレーキは構造上中々壊れてくれないのです。
クランクを変えたい気持ちはありますがチェーンガードを付けれなくなったらそれはそれで困りますからねぇ…。
後は試乗した後で引き取ってもらえばお仕事終了です。給料が出るわけではないので仕事といえるかどうか微妙ですが。
ちなみにこの状態で50kmほど走った感想は以下に書いています。
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カスタムしたGIOSのLIEBEで50kmほど走ってみました
50kmはちょっと無茶でしたね…。
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