中華格安多機能サイコン「GIYO M4」を買ったので設定方法を書くぞ!

2019/03/05

パーツ・アクセサリー

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さよならキャットアイ…。

日本のロードバイクユーザーで8割くらいの方はキャットアイのサイクルコンピューターを一度は使用されたことがあると思います。最もメジャーかつ日本のメーカーですからね、選ばない理由がありません。

とはいえ最近のキャットアイはかなりひどいのも事実、この1年間で2回壊れました。

壊れたのはパドローネスマートです。両方共心拍数モニターだけ動かなくなりました。amazonでレビューを見ると同じ症状のユーザーさんがそれなりにいるようですね。

<参考>パドローネスマートのamazonレビュー
https://amzn.to/2JXNUrA

心拍数表示はトレーニングの必須項目です。

スピードもケイデンスも心拍数と照らし合わせないと意味がありません。どこぞのマンガの主人公のようにケイデンスだけ上げたところでトレーニングにはなりません。関節に悪いのでやめましょう。

V3Nは3年間以上持ってくれたんだけどなぁ…。

1年以内は保証期間ではありますがサイコンなんて使いたいときに使えないと意味がありません。キャットアイのカスタマーサポートはとても優秀かつフレンドリーですが現物がダメなら話になりませんです。


…というわけでもうキャットアイのサイコンにはさよならすることにしました。どうせ壊れるなら中華でいいじゃないですか。

今回買ってみたのはGIYOというメーカーのM4なるものです。4000円台という低価格ながらもケイデンスセンサーがついており5要素表示までしてくれるというミラクルなサイクルコンピューターです。

そしてまたどうやら日本人として最初のレビュアーになっているらしいです。「giyo m4 使い方」で検索しても一件も出てきませんので…空気入れとは結構ヒットするんですけどね。


購入から開封まで

購入はいつものようにアリエクスプレスです。

アリエクスプレスは様々なショップが入り混じっているモールサイトなので色んなお店で同じものが売られています。基本どこで買っても値段はそう変わりません。買ったときは4500円くらいでした。


箱がつぶれているのはご愛敬。

まぁ、せっかくなので箱も見ていきましょうかね…。


側面その①、ケイデンスセンサーのイラストが入ってます。

BTの規格は4.0、可能であればANT+が良かったのですがこれは仕方がない。ANT+の方が接続が安定しているらしいですのでちょっと試してみたい気持ちがあります。


側面その②、機能の一覧表。

速度・ケイデンス・心拍数は当然のものとしてパワーメーターともリンク出来るのはびっくり(買ってから気付きました)。ついでに気温計も付いています。ありがたい…のか?


側面その③、モニターの説明。

太陽の下でも見やすいとのことですが室内ローラー用なので個人的にはあまり関係がありません。2.5インチサイズの画面は大きくていいですね。


液晶のサイズはパドローネスマートよりも若干大きい感じがします。


箱の裏側、機械面としての機能が書いてあります(側面④は撮るのを忘れましたが大したことはかいてありませんでしたのでスルー)。

ブラケットが2個ついているのはありがたいですね。キャットアイだとフロントブラケットは別売です。

では開封~。


開けました。


箱の半分に付属品が入っています。


入っているのはこんなもの。ケイデンスセンサー以外ではマニュアルとブラケット関係と充電用のUSBケーブルといった構成になっています。ブラケットはガーミン規格なのでガーミンのサイコンも付けれますぞい。

心拍センターは付属していませんので欲しい方は別途購入しましょう。センサーは規格が合っていればなんでもOKです。このサイコンはBT4.0なのでそれ以上の信号を出すものであれば大丈夫でしょう。


ちなみにこのブラケットはかなりしっかりとした作りになっています。

キャットアイのブラケット(品番OF-100)も所有していますが比べると体感3倍くらいがっしりです。OF-100はたまに折れたなんて話も聞きますからね。ますますキャットアイを買う気が失せてしまう…。

GIYO M4の設定方法

日本語のマニュアルも付いているのですが中華製らしくかなり雑な翻訳です。逆になっている部分もあったりするので完全にうのみには出来ません。

では設定に入ります。

まず電源ですね、左側面に電源ボタンがありますのでそこから起動します。


起動するとこの画面が出るはずです。ここでは時間・日付といった一般的な事項を設定します。

設定は下にある三つのボタンを使います。ボタンの操作の関係は以下です。

・左のサークルマーク → ひとつ前の桁に戻る
・中央の停止マーク → 数字を変更する
・右のバッテリーマーク → 次の桁に移動する

この部分は触れば分かると思います、大抵のサイコンがこんな感じですからね。設定は「時刻」→「西暦」→「日付」の順です。

後で変更することもできるのでテキトウに入れても問題ありません。ちなみにAM/PMの表示をすることはできません。

日付の設定が終わると次は計測単位の変更です。


GIYO M4は計測単位にメートルとマイルの二種類が用意されています。

赤枠の部分に表示が出ますので好きな方を選んで次にいきましょう(99%以上の場合でメートル法を選ぶと思いますが)。操作方法は最初の画面と同じです。

この設定が終わると次はODOと体重の設定です。


画面が暗かったのでバックライトを付けてみました。バックライトを付ける場合は電源ボタンを軽く押します。

ODOというのは積算距離ですね。

サイコンを変更するときに『今まで走った距離も次のサイコンに引き継ぎたい!』といった希望が出る場合があると思います。そのような場合はここに手動で数字を入れることになります。

体重を入力することにこれといった意味はありませんが、このサイコンにはカロリー消費計測機能も付いているので正確に入れておいて損をすることはありません。

この設定が終わると次はペアリングです。


ペアリングは特にやることがありません。

スピード・ケイデンスについてはペアリング画面(※未ペアリングだとマークが点滅する)の状態でペダルを回せば認識されるはずです。心拍数はセンサーを付けていればそのうち認識されると思います。うまくいかない場合は素肌の上にセンサーを付けましょう。

一番上にある「B1:1」についてはよく分かりませんでした。もしかしたら複数のセンサーを切り替えることが出来るのかもしれません。

センサーとのペアリングが上手くいかない場合は下の可能性を検討しましょう。

・センサーとの距離が遠すぎる
・センサーの電池が足りていない
・センサーが別のサイコンとリンクしている
・センサーが壊れている
・サイコンが壊れている

注意するのは別のサイコンとリンクしている場合でしょうか。別の機器と繋がっている場合はそちらにデータが送られるのでどれだけペダルを回してもペアリングしません。BTイヤホンと同じです。

ちなみにスピード・ケイデンスセンサーはキャットアイのものをそのまま流用しました。いちいち取り外すもの面倒ですからねー。

心拍センサーは中華製のMHR10とかいうものが無事ペアリングできました。

これはパドローネスマートが壊れたときに『センサーが悪いに違いない』と判断して買ったのですが結局はサイコンの方がダメだったということで日の目を見なかったかわいそうな子です。

ちなみに心拍センサーのお値段は2000円。GIYO M4が4500円なので合計6500円で心拍まで計測できるサイコンセット(※フロントブラケット付き)が手に入ることになります。


ペアリングが終われば設定終了です。


…とここでかなりの方が『いやいやタイヤ周径の入力は?』とツッコミを入れるところだと思いますが、このGIYO M4は初回設定の段階ではなぜかタイヤ周径を入れる項目が表示されないのです。全部が全部そうであるかは分かりませんが届いたものはこうなっていました。

タイヤ周径を入力する場合は一度設定を終了してから再度設定変更を行うと出来るようになります。

設定変更は背面にあるボタンを押すと可能になります。ちなみに23Cのタイヤ周径は2096mmです、ロードバイク乗りはこの数字を暗証番号にしている場合がちらほらあったりするのではないかと思ったり…。


ちょっと疲れたので今回はこの辺にしましょうか、使い方については次回を参照されて下さい。

ちなみに、海外通販については以下のURL先の記事にメリットになる情報を書いたりします。アリエクスプレスでアカウントを作る場合の注意点についても説明しているので参考にされてください。

アリエクスプレスはキャッシュバックサイトと連携することが可能になっており、まだ未登録の場合は初回登録だけで10ドル程度の現金をリターンすることができるようになっているので非常に重要です。これついては以下のリンクに詳しい内容を書いているので参考にされてください。


<次回>
中華格安多機能サイコン「GIYO M4」を買ったので使い方を書くぞ!

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