キャットアイにはさまざまなオプションパーツがあります。
上の写真に写っている「CFB-100」もそのオプションの中のひとつで、これを使うことで本来はハンドルに付けるサイクルライトをブレーキの上に持ってくることが出来ます。
まぁ移動させたところで何が大きく変わるというわけでもないのですけれど、ハンドルがごちゃごちゃしているのはカッコよくないですし、地面との距離も近くなりますので気持ち明るくなるような気がします。
ハンドルにライトがあるよりもブレーキ上にあった方が目立ちにくいので盗難対策にもなりそうな感じもします…よね?
この『ライトをハンドルから移動させる』というやり方は需要としてはかなり大きいのではないでしょうか。
CFB-100にライトを付けるとこのような感じになります(ちなみにライトはEL540です)。左が元々ついていたブラケットなのですが、こうやって比べるとやはりブレーキ上にライトがある方がスマートのような気がしてきます。
しかしながらこのオプションパーツにはとても重要な問題があります。実は(?)ロードバイクのキャリパーブレーキだと使えないんですよね…。
キャリパーブレーキにセッティングするとこんな感じになっちゃうんですよ。この傾奇者です。
『キャリパーを下からくぐらせるのはどうだろう?』と思い立ってやってみたのが上の写真です。
写真では判断するのが難しいと思いますがギリギリ接触してます。この辺りはフォークの角度で微妙に違うと思いますのでそのまま行ける場合があるかもしれません、ちなみにタイヤは23mmです。
元々このCFB-100はキャリパーブレーキ用ではなくVブレーキ用なんですよ。
そんなわけでこんなことになるのは仕方が無い、キャットアイに文句は言えません。クロスバイク等はVブレーキなのでそのまま問題なく使えますよ~。
とはいえ『仕方が無い』で済ませるわけにもいかないので手段を考えましょう。
ステーは金属なので変形させるという手段もありますが、この金属ステーはとんでもなく固いので上手いこと曲げるのはほぼ不可能です。曲げたとしてもきれいには曲がりません。
ここはやはり「別メーカーのパーツを流用する」というのが正解です。
・・と言うわけでこちらのオプションステーを買いました、お値段は400円です。
CFB-100の実売価格が450円くらいですので微妙に割高な感がしなくもないですが、まぁ400円くらいであれば抵抗はないでしょう。
写真で比べると分かりますが金属の太さが全然違いますので重量も結構違ってきます。この辺りを考慮すればむしろお買い得だと言えるかもしれません。
ちなみにこのオプションパーツにはストレート形状とベント形状の2種類があります。今回はベントの方を買ってみました。
装着するとこんな感じになります。フロントから写真を撮るのを忘れてしまいましたが、接触もしていませんしセンターも出ています。傾奇者が公務員になりましたね。
『ストレートとベントではどちらがいいのか』という話になってくると、個人的にはベントの方がいいのではないかと思ったりします。
このパーツは横から締め付ける力で止めているだけなので、極端なことを言えば上から大きな力がかかると外れてしまいます。まぁそんなことは滅多にないとは思いますが、振動によって緩くなることは十分に考えられるでしょう。
そうなるとベント形状の方がキャリパーの支点にたいして下方向のモーメントがかかりやすいで、「仮に緩くなってもステーがずり下がってタイヤと接触する」という事態は起こりにくいんじゃないかなぁ・・と。
まぁ空想科学みたいなものなので気持ちでしかありませんが。実際には何が変わるわけでもないので見た目で決めてしまってokでしょう。
タイヤ系が太い場合はストレートの方がいいかもしれません。ライトは角度が調整できないと困りますからね。ストレートの方がライトを高い位置に持ってくることができるので角度調整が楽に行えます。
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