ちょっとマニアなパーツになってしまうとお店に行っても在庫なんてありません。自転車屋は儲からない商売なので売れるかどうかも分からないパーツは置けません。流通ルートを開くだけでも相当な負担です。審査に通るかどうかも怪しい…。
結果として我々自転車ユーザーは通販サイトに頼ることになり、よりお得に入手をしようとすると海外通販サイト(ガイツー)に行きつきます。
とはいえ、ガイツーと一言で言ってもどのサイトに何が売ってるのかもよく分からなかったりします。『少しでも安く買いたいんじゃい』と言う場合はある程度の事前知識があった方が楽です。
ガイツーサイトは実のところ相当ありますが(※最近は多くのサイトが世界中に発送できるようになっている)、価格・商品数・トラブル対応の良さで考えれば数種類くらい知っておけば十分です。
(1) アメリカブランドのウェア・ヘルメット・アクセサリならBIKEINNが安い
<URL>BIKEINNhttps://www.bikeinn.com/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A
BIKEINNはいい感じに謎な通販サイトですがきちんと機能はしています。注文すれば届くので問題ありません。検索システムがちょっと面倒ではありますが慣れれば平気です。
もう題名に書いていますがBIKEINNで安いのは北米系ブランドのアパレルとアクセサリーです。
これに関してはwiggleより安い場合が多いですさ。まぁwiggleはそもそも北米系アイテムの取り扱い数が少なかったりするので比較するのもおかしいですが。
BIKEINNにはシマノ製品も売っていますがこれは割高になるので買う必要はありません。たくさん買えば送料無料になるシステムでもないですし。
自転車パーツは「国」が大事です。流通経路を把握していないと安く買えません。
最近だとBIKEINNでWoho Xtouringを買いました。
<参考>Woho Touring Anti Sway
https://www.bikeinn.com/%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A/woho-xtouring-anti-sway/136657517/p
買った時は1800円くらいだったんですけどね。
Woho Touring Anti Swayは大型サドルバッグを固定するためのスタビライザーです。バイクパッキングにおいての必需品とも言えましょう。必需品なんですが知名度低いです。夏場にボトルを増やしたいというときにも便利ですよ。
Wohoそのものは台湾メーカーですがバイクパッキングの主戦場は米国です。そんなわけでこの手のマイナーでキャンプっぽいアイテムはBIKEINNが安いことが多いのです。
北米系が安いのでGIRO・Bern・Catlikeといったストリート感のあるメットなんかも安いことが多いです。クロスバイクでサイクルロードレース的なメットを使うと違和感なのでポタリング・ツーリング用としてこういったメットが一つあると楽ですね。
(2) MTBパーツ・ウェア関係ならCRCがスムーズ
<URL>CRC(日本語)http://www.chainreactioncycles.com/jp/ja
CRCはwiggleと並んで2大定番ショッピングサイトです、日本語対応なので使いやすい。
ここはロードバイクではなくMTBの方が得意ですね。ロードバイクのパーツ・アクセサリーはwiggleとカルテルでも組んでるかのように同じ価格で揃っていますが、MTB関係になるとwiggleよりちょびっと安かったりします。
そんなわけでロードバイクオンリーの方の需要はあまり無い感じです。wiggleの方がアフターケアが楽ですし現金還元もありますからね。
CRCはMTBウェア・シューズのセールがおいしいです。また、バイクフレームも送料無料だったりするので場合によってはwiggleよりお得です。まぁラインナップが少ないのであまり機会はないかもしれませんが…。
(3) マニア的なロードバイクパーツ・MTBパーツならBIKE24を見れば大抵は揃う
<URL>BIKE24https://www.bike24.com/
メーカー品の在庫量としては(多分)世界一であるショッピングサイトです。ロードもMTBもなんでもありです。ちなみにドイツにあります。
どれだけ買っても送料が無料にはなりませんが追跡番号が必ず付くっぽいのでそれはそれで良いのではないかと。ユーロ建てなので為替の影響をダイレクトに受けますがユーロが安くなっているのであれば相当お買い得な買い物が出来ます。
ドイツなのでロードバイクの本場であるユーロ圏のアイテムもたくさんです。もちろんアメリカ・台湾もフォローしています。ファットバイクのパーツもここで買えますよ。
日本に代理店のあるブランド・メーカー品なら高確率でラインナップされていますが代理店契約のため日本への配送不可になっている場合も多いので必ずしも手に入るわけではありません。
とはいえ国内で買うより安いですし代理店を通して注文するよりも早いので覗いてみる価値は十分にあります。
(4) ガチロードユーザー向け、高級かつマイナーなホイール・アパレルウェアならPBK
<URL>PBKhttps://www.probikekit.jp/
PBK(プロバイクキット)はややマイナーですがアイテムのラインアップがとても洗練されているスマートなショッピングサイトです。レイアウトもきれいなので見ていて楽しいですよ。
ロードバイク関係なら基本的なものは何でもそろっていますが注目はホイールです。稀に「このホイールがこの価格で!」というセールをやります。タイミングが合えばラッキーなサイトです。
ウェアのラインナップが豊富なのも嬉しいところ。他と被りたくないジャージが欲しい場合はPBKかBIKEINNを見るのが手っ取り早いです。
(5) マビックのホイールが欲しいならサイクリングエクスプレス…
<URL>http://www.cyclingexpress.com/?lang=jp
常時セール表示なのでお得なのかよく分からないサイクリングエクスプレスです。
一応台湾のサイトなのですが、日本国向けに作られているので実質的には日本の通販サイトと変わりません、日本語で質問しても日本語で返ってきます。
ホイールメーカーは基本的に通販OKなのですがマビックは強い代理店契約による通販規制が入ります。例えばBIKE24でマビックホイールをクリックしても「Product not shippable to Japan」です、クソが。
サイクリングエクスプレスはなぜマビックOKなのかと言えば並行輸入品だからです。企画生産品もあるみたいですね。
『並行輸入品かよ…』と思われる方もいるかもしれませんが海外通販で買えばどっちみちサポートなんて受けれないので実際のところ大差ありません。
ハイエンドホイールだと正規品の方がいいかもですが、そもそもホイールは使い捨てるものなのであるのでそう考えたらやはりどっちでもいいかもしれません。
サイクリングエクスプレスは一時期異様に安い完成車を売っていましたが今は控えめになりました。TIMEの完成車を20万円くらいで売っていた時期もあったんですけどねぇ…。
個人的にもスラムREDで組まれたブランド不明のフルカーボンを買いました。軽すぎて面白くないので全然使っていません。
スラム関係を購入したい場合は通販規制の弱いサイトを狙いましょう、大手(wiggleとCRCは)はあっさりと規制が入るので買えません。この記事内で取り上げていないサイトであればMerlin Cyclesとかは緩いですね。
(6) アマゾンを探しても不満・見つからないならアリエクスプレスだ!
<URL>AliExpresshttps://ja.aliexpress.com/
アマゾンが通販業界の頂点にいることは間違いありませんが、我々自転車ユーザーにとっては必ずしもそうとは限りません。
アマゾンでは基本的に何でも販売されていますが中華ブランドについてはもっと取り扱い数が多くもっと安価に売られているショッピングサイトがあります。それがAliExpress…!
アホみたいにデカい歯数のスプロケットやマイナー規格のチェーンリングといった小物が簡単に手に入ります。
こういった細々としたものは流石のBIKE24でも中々見つかりません。カスタム大好き系自転車ユーザーにとってこれ以上の救いはありません。ライト等のアクセサリーを買うにもしてもamazonより安いです。
ガチ系ロードバイクユーザーにとっても悪くないですよ。
例えばビッグプーリーなんかは大手ブランドだと5万円くらいしちゃいますがAliExpressで探せば5000円台からあります。ケージがカーボン・ベアリングがセラミックになっているにもかかわらずこの価格です。お試しにいかがですか?
ただ一度使い始めると無駄に色々買ってしまう場合があるので注意しましょう。デジタルガジェット系の安さたるや…。
(7) そこまで安くなくていいからトラブル対応万全ならwiggleで
<URL>wigglehttp://www.wiggle.jp/
なんだかんだ言ってもwiggleが最高であることは否めません。
商品数も十分にありますし値段だって基本的には安価です。セールも頻繁にあるのでタイミングさえあえばモノによっては一番安く買えます。
アフターサポートも万全ですからね。交換もきちんと対応してくれますし、商品が届かなかったらきちんと返金されます。日本国内の変なショップよりはるかに良い対応です。
wiggleに関してはいくつかオススメをピックアップしておきましょう。
オススメ① lifeline・Brand-X製品
要するに消耗品ですね。ワイヤー一本買うにしてもシマノだと微妙に高かったりするので消耗品をストックしておくのは常套手段です。ちまちまと買うのは面倒だもの…。オススメ② 栄養補助食品
「自転車(特にロードバイク)に乗る=栄養補給」です。然るべきタイミングで摂取しないと本当に大変なことになります(経験済み)。栄養補助食品は色々ですがエナジージェルが一番手間がなくていいです。水に溶かすタブレットはボトルを洗う手間が増えるのでかったるいのですよ。エナジージェルは圧倒的にwiggleがお安いです。20個入りで1000円とかですからね。amazonだと8個で2000円とかです、買う気になりません。気に入ったフレーバーがセールされていたら5箱くらい買います。
個人的にエナジージェル以外の補給食を海外通販で買う必要は無いと思っています。
ドリンクは水、塩分対策は熱中症用のタブレットでなんとか。カロリー的なものは現地で買った方安いですし邪魔にもなりません。ドリンクでエネルギーを取りたい場合は自販機でコーラでも買った方が冷たくていいです。
オススメ③ ウォーターボトル
300円くらいで売ってます。ボトルは使い捨てですからね。オススメ④ シマノ製品
基本的にはお安いですが何もかもお得なわけではありません。これについては「他で買った方が安いもの」を上げるべきでしょうね。wiggleで割高な傾向のあるシマノ製品は…
・ローグレードのチェーン
・ハイグレードのペダル
・ローグレードのスプロケット
…です。
この辺なら日本のサイトで買った方が安かったりポイントが付いたりします。まぁタイミングで色々変わりますのであくまでも参考ですが。グループセットやシューズはいつでもwiggleがお得価格です。
オススメ⑤ タイヤ
自転車のタイヤは基本的にお高いです。あれだけ小さいのにあの価格…車のタイヤと重量比体積比で言えば何倍あることか。そんなわけでタイヤは日本ではあまり買えません。そもそも国内では流通量が低いですからね、種類もなければ値段も高い…店頭に飾って紫外線を浴びているタイヤよりも暗い倉庫の中でホコリ被ってるタイヤの方が安全です。
ロードバイクのタイヤに関してはグラベルや長期間のキャンプツーリングといった特殊な用途ではないなら高級タイヤ(4000S2等)をオススメしたいところです。安いタイヤより2倍以上の値段はしますが長い目で見ればこっちの方がメリットです。
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これについては別記事で細かく書いていますが、wiggleは提携しているECサイトを通して購入することで現金還元を受けれます。<参考記事>
ブロガー限定!wiggle購入で現金還元!
使わないと勿体ないですね。
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