さらにトレックのマドンを追加してみました。
<前回の記事はこちら>
http://rt507.blogspot.jp/2017/06/s-works-tarmacdogma-f10.html
早速ですがジオメトリはこちら。トレックについては良く知らないのですがフレームの名称だとMADONE RSL F/Sというやつになるのでしょうか。H1フィットのやたらと高額なやつです。サイズは52cm、モデルイヤーは2017年です。
<参考URL>
https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF/%E3%83%91%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89/madone/madone-race-shop-limited/p/1476000-2017/?colorCode=red_white
このフレームは作図していて結構な誤差が出ました。ホリゾンタルTTが違うのはいつものことなのですが、フォークオフセットの数値まで異なるのは初めてです。寸法記載はしえいませんが作図してみるとフォークオフセットが1.3mm違うんですよね・・・。
うーん・・まぁいいか、これを使って重ねてみます。
ドグマF10とマドンを比べるとこうなりました、黒い線がドグマで青い線がマドンです。
ほとんど同じような感じですがマドンがやや前寄りになっているようですね。
引き続いてターマック(52cm)と比べてみたのがこちら、ピンクの線がターマックです。
最早完全に一致と言わんばかりのトレース感が出ています。添付しているのがjpegファイルなのでラスターで表示できないのが残念ですが、形はほぼそのままで2mm~3mmくらいマドンが前寄りになっています。とは言え2mm~3mmですからね、これはもう「同じジオメトリ」といっても過言ではないでしょう。
全てのレイヤーを重ねてみるとこんな感じになります。
こうやって比べてみると、ドグマF10はやや保守的なジオメトリになっているのですね(※ターマック・マドンが攻撃的なだけかもしれませんが)。これは中々に面白い発見です。
関連記事「Specialized S-WORKS TARMAC ULTRALIGHT(2018)のジオメトリを作図して旧TARMACと比較してみる話」
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