ロードバイクユーザーであればおそらく誰でも一度は妄想するであろうパニアバッグ(サイドバック)。
実際の用途としては微妙なところもあったりしますが、上手く使えばより幅広い自転車生活が送れることはいうまでもありません。そんなパニアバッグの定番メーカー・ブランドを20個まとめたものです。
各ブランドについては参考としておおよその傾向(タウンユースかアウトドアか)を載せていますが、これは独断と偏見に元ずくものですのでアテになるかもしれませんしならないかもしれません。また、順番についても他意はありません。
リンク先は基本的には日本語(というか日本の代理店のもの)ですが、代理店が存在しないものは当然ながら英語です。また、年月によってはリンク先のアドレスが切れていたり・古くなっていると思いますが、その場合はブランド名で適当に検索されて下さい。
以上のことを踏まえた上でどうぞ~
① ORTLIEB / オルトリーブ
ドイツ(URL) http://www.g-style.ne.jp/brand_detail.php?id=21
シティ ☆☆☆★☆ アウトドア
言わずと知れたパニアバッグ界の王様のような「オルトリーブ」、定番すぎるので書くことがありません。完全防水と着脱の便利なアタッチメント式が有名ですね。種類が豊富なので迷う面もありますが、それだけ選べる幅が広いと考えれば良いことなのかもしれません。
傾向としてはアウトドア寄りだと思いますが、タウンユース向けの製品も展開されています。
② RIXEN & KAUL / リクセン&カウル
ドイツ(URL) http://www.g-style.ne.jp/brand_detail.php?id=20
シティ ★☆☆☆☆ アウトドア
連続してドイツブランドである「リクセン&カウル」。フロントバッグのアタッチメントの方が有名だとは思いますが、パニアバッグもしっかりと展開されています。リクセン&カウルのパニアバッグは完全にタウンユースに寄ったデザインです。マチも薄くすっきりしており、PC収納部分が付いているような都市型のデザイン・機能になっています。
③ GIANT / ジャイアント
台湾(URL) http://www.giant.co.jp/giant17/acc_select.php?c1_code=01&c2_code=05
シティ ☆☆★☆☆ アウトドア
皆大好き(?)ジャイアント。知名度の高さは抜群ですが、意外とこういったアクセサリーについては知られていなかったりします。
ジャイアントといえば機能は良いけど見た目が・・というイメージを持っている方も多いと思いますが、最近のジャイアントアクセサリーのデザインは素晴らしいものが多いです。2017年に発表された「H2PRO」シリーズはスマートなルックスでありながらきちんと防水設計がされている『ありそうでなかった』パニアバッグになっています。
④ Blackburn / ブラックバーン
アメリカ、西海岸(URL) http://www.blackburndesign.jp/
シティ ☆☆☆★☆ アウトドア
アメリカは西海岸生まれの「ブラックバーン」、都会的でスマートなルックスでありながらも高機能といういかにもアメリカ西海岸っぽいブランドです。自分の記憶が確かであれば大型シートバッグの火付け役になったブランドだった・・・と思います、違っていたらすいません。ラインナップもそこそこ多く、ベーシックなものからリュックサックとして使えるモデルまで展開されています。
⑤ FAIRWEATHER / フェアウェザー
たぶん日本、おそらく東京(URL) http://fairweather.cc/
シティ ☆★☆☆☆ アウトドア
いつの間にやら現れてあっという間に定着した謎のブランド「フェアウェザー」。お洒落系サイクルショップ(?)にことごとくフューチャーされたのが大きい・・のでしょうか?
現在のところ展開されているパニアバッグは一種類のみ。ブランドのテイストを考えるとホイホイと増えるような感じでもないですね。 リュックサックとしても使える仕様になっているのが特徴ですが、最大の売りはルックスでしょう。『これなら使ってもいいかな?』という方は多いのではないでしょうか。
⑥ North St / ノースST
アメリカ、西海岸(オレゴン州)(URL) https://northstbags.com/
シティ ☆★☆☆☆ アウトドア
ジワジワと知名度を上げつつある西海岸発のブランド「ノースST(こう読むかは分かりませんが)」。まだ日本に代理店は無いようですが、ショップによっては売られていたりします。ルックとしてはポップで一見するとパニアバッグに見えなかったりしますが、本格的にリュックサックとして使える機能や防水機能が付いています。
値段がちょっと高めですが、『人と被りたくない!』と言った場合には良いかもしれません。
⑦ RAL LOADERS / ラルローダーズ
日本(URL) http://ral.life/
シティ ☆☆★☆☆ アウトドア
日本の著名サイクルショップ「サークルズ」が展開するショップ内ブランドです。ツーリング用のパニアやビジネスバッグとして使えそうなデザインの都市型パニアが展開されています。ラルローダーズはパニアだけでなくユニークなアクササリーが沢山ありますので眺めているだけでも楽しくなれます。
⑧ Deuter / ドイター
ドイツ(URL) http://www.deuter.com/jp/JP/
シティ ☆☆☆☆★ アウトドア
こちらも定番ですね、ドイツブランドの「ドイター」です。WEBサイトにはパニアが並んでいなかったりしますがamazon等で販売はされています。
⑨ OSTRICH / オーストリッチ
日本、東京、足立区(URL) http://www.ostrich-az.com/index.php
シティ ☆★☆☆☆ アウトドア
日本は足立区に会社を持つ老舗ブランド「オーストリッチ」、輪行バッグでお世話になった方も多いのではないでしょうか。WEBサイトの更新が長らく止まっていますが会社はきちんと続いています。新興勢力に押されている感もありますが、クラシックなランドナーに一番似合うのはやっぱりオーストリッチであるような気がします。
⑩ mont-bell / モンベル
日本(URL) https://www.montbell.jp/
シティ ☆☆☆☆★ アウトドア
アウトドア界のユニクロ(?)である「モンベル」です。予算をおさえるのであればやはり筆頭でしょうか。他のブランドであれは1個のことろをモンベルであれば2個くらい買えたりします。完全防水ではないのが難かもしれませんが、余程の本格ツーリングでなければ必要なかったりもしますからね。
⑪ Brooks / ブルックス
イギリス、バーミンガム(URL) http://www.diatechproducts.com/brooks/bags.html
シティ ☆☆★☆☆ アウトドア
言わずと知れたクラシックサドルの代名詞「ブルックス」。
サドルの知名度が跳びぬけているせいか中々話題に上がりませんが、パニアバッグもしっかりとラインナップされています。ツールバッグやフレームバッグはレザーのものが多いですが、防水仕様のツーリング用パニアも展開されています。スマートな外見なので自転車を選ばないのもいいですね。
⑫ CHROME INDUSTRIES / クロームインダストリーズ
アメリカ、サンフランシスコ(URL) http://www.chromeindustries.jp/
シティ ★☆☆☆☆ アウトドア
個人的に非常に好きな「クローム」です。現在は売られていませんが、たまにパニアバッグ(としてもつかえるもの)がラインナップされます。再販の期待を込めての紹介です。
⑬ TIMBUK2 / ティンバックツー
アメリカ、サンフランシスコ(URL) https://timbuk2.jp/
シティ ☆★☆☆☆ アウトドア
メッセンジャーバッグの老舗ブランド「ティンバックツー」、スタイリッシュなブランドらしく都市型のパニアバッグが並んでいます。メッセンジャーを所有されている方は揃えてみるのもいいかもしれません。
⑭ Thule / スーリー
スウェーデン(URL) https://www.thule.com/ja-jp/jp/bike-accessories
シティ ☆☆★☆☆ アウトドア
世界最大のカーキャリアメーカーとして名高い「スーリー」です。ちなみにこのスーリーという発音は和製英語のようなものなので現地では通じないようですね。こちらのトランクバッグは現在絶賛愛用しています。
関連記事 「これは本当にGOOD!Thuleの「Pack 'n Pedal Trunk Bag」が素晴らしい!」
スーリーのパニアバッグは非常に特徴的で他メーカーには見られない「フリップ構造」になっています。これはカギ爪を収納できる機能であり、リュック・メッセンジャーバッグとして背負ったときに爪が当たらないような配慮です。地味と言えば地味かもしれませんが、革新的といえば革新的です。
⑮ Cosset Bag /コゼバッグ
日本、京都(URL) http://cosset-bags.jp/
シティ ★☆☆☆☆ アウトドア
日本は京都で展開している「コゼバッグ」。珍しく女性向けのようなサイクルアクセサリーを展開しているブランドです。一目瞭然ですが完全に都市向けのパニアバッグですね。余談ですが、フレームバッグはオーダー生産もされているそうです。
⑯ Goodordering
イギリス、ハックニー(URL) https://goodordering.com/
シティ ★☆☆☆☆ アウトドア
キックスターターから誕生した「Goodordering」、こちらもコゼバッグ同様にカワイイ系のパニアが並んでいます。キックスターターのことは分かりませんが、ブランドのFAQSにどこにでも発送すると書いてありますので日本からの購入も多分大丈夫でしょう。
⑰ SWIFT INDUSTRIES / スウィフトインダストリーズ
アメリカ、シアトル(URL) http://builtbyswift.com/
(URL) https://store.bluelug.com/brands/swift-industries.html
シティ ☆☆★☆☆ アウトドア
フォックスロゴと丸みのあるフォルムが可愛らしい「スウィフトインダストリーズ」。2008年生まれの新しいブランドです。
こちらは何とも説明しがたいテイストのブランドです。生地を見る限りではオールドスクール感のあるカワイイ系パニアバッグですが、細かい仕様を見ていくと明白なツーリング用途としての機能が見てとれます。何と言えばいいのか良く分かりませんが・・・効率的に旅するのではなく、ハッピーに旅をするためのバッグ・・といった感じのブランドではないかと思います。この辺りの余裕というか懐の深さのようなものは日本のメーカーでは中々見られませんね。
⑱ JANDD / ジャンド
アメリカ、カリフォルニア(URL) http://jandd-japan.com/
シティ ☆☆☆★☆ アウトドア
1983年生まれの老舗メーカー、アメリカはカリフォルニア州生まれの「ジャンド」です。特に意図しているわけではないですがやっぱりアメリカメーカーは多いですね。テイストとしてはオーストリッチに近い感じでしょうか、質実剛健のような雰囲気のあるブランドです。
個人的にはマチが薄くなっているエコノミーパニアが気になります。画像のパニアバッグは珍しく折り畳み構造になっているグロサリーバッグというモデルです。
⑲ TOPEAK / トピーク
多分アメリカ(URL) http://www.topeak.jp/
シティ ☆☆☆☆★ アウトドア
最後になってしまって取って付けた感が出ていますが特に他意はありません。バイクアクセサリーの最大手である「トピーク」です。実質的に展開されているパニアは「パニア ドライバッグ DX」の一種類だけですが、縦方向に長いフォルムはあまり見かけません。
⑳ Amazonで適当に買う!
(URL) https://www.amazon.co.jp/実の所使えれば何でも良かったりしますからね。バッグは消耗品という見方もありますし、一回つかって終了という場合もあったりしますのでAmazonで適当に買うのも否定できなかったりするような気がします。
・・という訳でパニアバッグのメーカー20選でした。有名どころはおおよそカバー出来ていると思いますが、他にもお勧めがあれば教えてくれると助かります。
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