本日のクロームさんから届いたメールマガジンに新型メッセンジャーバッグの発売に関する情報が載っていました。
・SIMPLE MESSENGER BAG(chromeindustries)
惜しいぃ…。
いやいやこういうものを探していたのは確かです。通常のモデルとは違いミニマムなディティールがクールですし、フラップを開けることなくストレージにアクセスできるのは流石のアイディアです。
良く考えたらクロームくらいの生地であればこういう仕様でも別に問題ないんですよね。存在感も生地も強いのがクロームです。
TIMBUK2が日本から撤退したこともありメッセンジャーバッグ界はクロームの一強となりました。これまでもメッセンジャーバッグのアイコンはクロームのシチズン(※最新モデルは名前が変ってCTZというものが付いています)となっていましたが、これからは更にこのイメージが強くなるのだと思います。
…で、それはさておきこの新型SIMPLE MESSENGER BAGは実に惜しいのです。
まぁ個人的な好き嫌いの話ですのでこんなことを書いて何がどうということもないのでけれど、せっかくなので気になる「惜しい部分」を書いてみようと思います。
まずサイズが惜しい。
寸法だと「W48×H24×D14(cm)」となっています。メッセンジャーバッグとしてはあまり見かけない絶妙感のある数値ですが『これならシチズンでいいよなぁ』とどうしても思ってしまいます。
メッセンジャーバッグというものは基本的にデカい方がGOODです。
見た目…という要素もあるのですが(※バッグは大きい方がカッコ良い)、デカい方がフィット感が良いのです。大きい布に包まっているようなイメージと書けば分かりやすいでしょうか。
シチズンは実のところ日常使用には明らかに大きすぎるモデルだったりするのですが、あのサイズでこそ生まれるフィット感があり、それは他のものを犠牲にしてでも優先しなければいけないものだったりします。
SIMPLE MESSENGER BAGはいっその事がっつりミニサイズで作れば良かったのではと思います。
MINI METROよりコンパクトで「必要最低限+若干の余裕」くらいのメッセンジャーバッグ。ディティールのミニマルさも小さい方が際立つはずですし。ついでに書けば底面のロゴも無い方が良いですよね。これもミニマルテイストの邪魔になってしまいます。勿体ない…。
次に素材です。
SIMPLE MESSENGER BAGのかっこよさはディティールのミニマル感なわけですから、通常使用している1050デニールナイロンではなくBRAVO3.0で使われているようなテクニカルなテクスチャーになっている生地の方がよりスタイリッシュではないかと思ったりです。
BRAVO3.0は個人的にも所有しています。1050デニールナイロンと比べるとハリ感が強いので残念ながらフィット感としては劣ります。上着を着ていれば気になりませんが、カットソーやシャツ一枚だと違和感があります。まぁ軽量化はされていますので何もかも悪いというわけではないですけれども。
…で、BRAVO3.0生地のフィット感問題(?)というものは「包まれている感が無い」から発生するものであるのでサイズが小さければ無視できてしまうんですよね。
そもそもサイズが小さければどんな生地を使ったところでそんな要素は発生しようがありませんので関係ありません。メッセンジャーバッグであればストラップで決まりますのでやはりクロームの独壇場とも言えるところでしょう。
そんなわけで、サイズが小さくて重量が軽くなったSIMPLE MESSENGER BAGが発売されることを願います。…まぁクロームはアレンジされたモデルを次々にリリースするのでそのうち出るでしょうけれども。
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