ルートラボが終了するので代わりのサービスに移行するぞい!

2019/07/16

自転車の知識

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「ガーミン使わない派」におすすめですぞい。


我ら自転車ユーザーであれば一度は耳にしたことがあるはずのルートラボが終了するということで代わりのサービスを探してみました。

読むのが面倒な場合は全部飛ばして最後へどうぞ。


ルートラボ+ルータンを変更する

本題に入る前にいきなり横道にそれますが、個人的にはルートラボよりも「ルータン」が重要だったのです。

ルータンをご存知ではない方にざっくりと説明すると、ルータンはルートラボでユーザーが作ったコースを簡単にルート表示できるiOSアプリです。

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ルータンは動作も軽量で消費電力も少なく、ナビゲーション機能は無いものの作成したコースに対して現在の位置情報がリアルタイムで反映されるので画面さえ見ておけば実質的にナビ的として使うことが出来ます。

何よりも「作成データを読み込んだりするという手間が不要」というお手軽さが素晴らしいものでした。

ルータン内で検索して読み込めばそれでコースを参照することが出来きたので『いやデータ移したりとかめんどくせぇから』というユーザーにとっては神アプリだったのです…ほとんど話題にはなりませんでしたけど。

そんなルータンも今回のルートラボ終了と平行して同時に使えなくなってしまいます(※ルートラボからデータを参照しているため)。そのようなわけで、まず「ルータンの代わり」を見つけないといけないわけです。

ルータンからGuru Mapsへ

結論から書いてしまいますが、ルータンよりもGuru Mapsが便利でした。最初からこっちを使っておけばよかった…。

Guru Mapsはオフラインで動作可能なマップアプリです(※iOS・android両方あります)。念のために書いておくとgooglemapの偽物とかではありません。

「オフラインで動作する=SIMカードを刺していない端末でも使える!」…というのはよくある宣伝文句ですがこれはあまり重要ではありません。「動作可能」とは言っても実際のところ一般的なスマホではSIMカードを刺して電波を拾わないとレスポンスが悪いので使い勝手としては微妙だったりします。

オフラインマップアプリの恩恵は電池消費が少ないことと低速回線でも良いレスポンスが得られることです。

オフラインアプリなのでマップデータをスマホにインストールしなければいけませんが(※日本国全土だと1GBくらいの容量が必要です)、その辺を差し引いても電池消費が少なくて済んでレスポンスが良いことの方が重要です。


特に格安SIM契約をして低速データ運用を前提にしてるぼくのようなユーザーにとっては非常に恩恵があります。

ルータンだと山奥に入ると回線の遅さで地図表示が出来なくなったりすることがありますし。オンラインマップだと地図データもネットから読み込むことになるので電池消費が高くなるのは仕方がありません。

Guru Mapsだと載っている道の数はオンラインマップと比べれば少ないですが、表示が消えることはありませんし普通に舗装路を走る場合で困ることはまずありません。

そしてGuru Mapsのもう一つの優れた点がナビゲーション機能があることです。ルータンは実質的にナビゲーションになるものでしたが、Guru Mapsは結構本格的なナビゲーションです。

…ということで、ナビゲーションアプリはGuru Mapsでいいのではないかと思います。

似たようなアプリでmaps meというものがありますが、残念ながらこちらはナビゲーション機能がありません。マップの視認性はこちらの方が良いのでもしアップデートでナビが追加されるようなことがあれば変更するといいかもしれません。

ルートラボからガーミンコネクトへ

コース作成(ルート作成)はガーミンコネクトを選びました。

・ガーミンコネクト
https://connect.garmin.com/signin/

ガーミンコネクトはアカウントを作成すれば誰でも無料で使用できるサービスです。

もしかしたら将来的に「ガーミン製品を持っていること」が条件になるかもしれないので不安な場合は今のうちにアカウントを作っておくのが吉です。

内容についてはアカウントを作れば分かりますが、自転車コースを作成する場合は現状ルートラボを除けばガーミンコネクトを超えるものがありません。

使い方については検索すれば山ほど出てきますのでここで書く必要はないでしょう。レイアウトが分かりやすく出来ているのでルートラボを使った経験のある方であれば画面を見れば説明を調べることもなく使えるはずです。

ガーミンは最近よりイケイケな感じになっているのでガーミンコネクトがサービス中止になることはおそらく無い…と思います、たぶん。

ガーミンコネクト以外ではストラバ(PC版…というかWEBブラウザ版)という選択肢もあります。感覚としてはストラバの方が気楽にコース作成が出来る感じですかね。ガーミンの方が神経質な感じがします。

個人的にはそのうちetrexを買う(はずな)のでストラバよりガーミンです。
https://amzn.to/2MbMGsd

SNSとかが好きな方はストラバの方が良いかもしれません。こちらの方がコミュニティが豊富だったりツールとして共有されやすいです。

作成コースのデータ転送はDropBoxを

ガーミンコネクトはPCでの操作になるので作成したコースデータをスマートフォンに転送する必要があります。

PCにケーブルを繋いで転送することも出来ますが、これは地味に面倒なのでここは素直にドロップボックスを使いましょう。

ガーミンコネクトで作成したコースをGPXファイル形式でダウンロードしてからドロップボックスのフォルダに放り込めばそれでPC側の作業はおしまいです。

ドロップボックスは容量が大きくなると有料になりますがGPXファイルくらいなら1万件コースを作っても問題ありません。

あとはスマートフォンにドロップボックスのアプリを入れれば相互にデータ転送が出来るようになります。

iPhoneの場合は…

①ドロップボックスに入れたデータをタップする
②エクスポートを選ぶ
③Guru Mapsで読み込むを選ぶ

…という流れでコースを取り込むことが出来ます。まぁ見れば分かります、日本語なので。

androidの方ではマップを使わないので分かりませんが似たような感じではないかと。基本的にiOSに出来てandroidに出来ないことはありません。androidの方が高機能ですからね。

かんたんまとめ

内容を簡単にまとめてしまうと…

・ガーミンコネクトがルートラボの代わりになります(※むしろガーミンコネクトの方が高機能)、ルート作成の手間もほとんど変わりません

・ガーミンコネクトで作成したルートはスマホアプリ「Guru Maps」で読み込ませることができます、Guru Mapsにはナビゲーション機能が付いているので作成コースを案内させることもできます

・Guru Mapsにガーミンコネクトで作成したルートデータをインポートする場合はドロップボックスを使うと多分一番楽です

…といった感じです。


Guru Mapsは無料版と有料版があり、有料版にするとGPSトラッカー機能が追加されます。

これを入れれば「走行ログ」を取れるようになりますが…大抵の場合でこれは不要でしょう。GPSトラッカーであれば普通にストラバ等のサイクリングに特化したアプリを使った方が楽しいはずですからね。

個人的にはEdge200があるので有料化は全く不要です。Edge200を使えばそのままGPSトラッカーになりますし、走行ログをダイレクトでガーミンコネクトと同期出来ますからね。

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Edge200は機能に制限がありますが自転車好きであればとりあえず買っておいて損はしないサイコンだと思います。生産終了品ですので売り切れ注意です。

Guru Mapsの使い方については…まぁ触っていればだいたい分かるはずです。作成コースは全てストックされるので全て表示すると地図がごちゃごちゃになってしまいます。非表示設定もきちんと出来るようになっているので適宜切り替えて使いましょう。

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自転車関係のことについてアレコレ書いてたり書いてなかったりするブログ…でした。

現在は新しい方に移行しているのでこっちではどうでもいいことを書いていたりします。

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