二代目の固定ローラーとしてlifelineのなんか安いヤツを買いました。ちなみに一代目はミノウラのLR760です。LR760は3万円くらいしますがこちらは1万円くらいで買えちゃいます。
上手いことセール期間であればもっと安いかな…。
http://www.wiggle.jp/
ではいつものように写真をぺたぺたと貼っていきながらどんな感じなのか説明やら感想やらを書いていくことにします。
TT-02 Fluidを写真で見ていく
…というわけで箱です。なんかDJターンテーブルみたいな感じになっているパッケージが届きました。かっこいいですがこのパッケージをやめたらあと3ドルくらい安く出来るのではないかと思わないこともないです。
箱から中身を取り出します。脚・ユニット・ライザーというとてもシンプルなパッケージ。
注目すべきはライザーが付いていることでしょうか、この値段では普通ライザーは付きません、OTOKU!
しかもこのライザーは裏側に滑り止めが付いています。
ミノウラとか有料なのに付いてなかったりしますからね。とても地味ですがこういう部分こそ評価されてしかるべき。
回転ユニットを拡大した図。
取付用金具等。イッツシンボー。
脚を立ててみる。まぁ…固定ローラーですね。
横幅を測ると…おおよそ72cmくらいですね。
アメリカの住宅とかなら気にしなくて良いのかもしれませんが日本の部屋であれば数センチ違うだけで使い勝手が大きく変わります。
あと下に敷くマットを選ぶときにも微妙に困ります。60cm以下であれば一般的なヨガマット(180cm×60cm)とかでまかなえますが72cmだと大き目のものを選ばないといけなくなります。
大きめのヨガマットって安く売ってないんですよね。中華サイトを見ても最安で1800円くらい、しかも色があまり良くないので使う気になりません。
というわけでamazonで買いました。
https://amzn.to/2yeAU8i
ヨガマットをローラーの下に敷く場合って厚みがありすぎるとふわふわして気持ちが悪いんですよね。色々探しましたが幅80cmくらいで厚みが5mmのものはこれしか見つかりませんでした。
TT-02 Fluidの組み立て
では組み立てに入りることにします。マニュアルにはこれしか書かれていないのでフィーリングで組み立てます。
フィーリングで組みたてて失敗した図。
金具の先端をユニットに差し込んだ状態でナットを締めないといけません。再度トライ。
完成しました。
まぁ…ボルトを通してナットを締めるだけですからね。作業は2分3分のものです。カラーボックスを組み立てるより簡単だと思います。
トルクをかけるのは後ろのネジを捻るだけです。負荷調節機能はありません。
実際の使い勝手やらなんやら
基本的にLR760との比較を前提にして書いていきます。実走感について
実走感としては明らかにLR760には劣ります。LR760のようなマグネット式ではないので最初の漕ぎ出しでユニットの中の液体(何が入ってるかは不明)がちゃぽちゃぽ動くので違和感です。加速感と減速感も同様です。加速については負荷がワンテンポ遅れてくるのに対して、減速についてはワンテンポ早くやってきます。ホビーライダーであっても確実に体感できるレベルの差です。
負荷量について
負荷量についてもLR760と比べると劣ると言えます、それも相当なレベルで落ちます。ネジを捻るだけですからね、これについては構造的にどうしようもない部分です。シリアスライダーの方はおそらく満足できないでしょう。まだ試行錯誤しているところですが斜度で言えば10%を再現できるとはとても思えません。
ただ、そこまでやる気がないライダーであればむしろこれくらいの負荷が楽だったりしますので「負荷が小さい=欠陥である」というわけでもありません。
どれだけ負荷があっても回せないものは回せませんからね。結局のところ自分が回せるギア比に落ち着くしかありません。実際のところ大部分のホビーライダーに高負荷は不要です。負荷が軽いならギアを大きくすればいいだけですし。
そういった意味では十分であるとも言えます。
騒音について
最後に騒音についてですが、これについてはLR760より「軽い」感じです。LR760は低音域が中心になる(※マグネット式のものは大抵『ブーン』という感じの低音が出る)のに対してこちらは高音域が中心になります。一般的に音は高音であるほど大きく感じるものですが、ボリュームそのものがLR760より大きくないので全体的に比べるとLR760より軽く感じます。まぁLR760は6年以上(ノーメンテで)使ってますので単純比較も出来ないかもですが。
一般住宅であれば2階で使うならこちらの方がいいのかなぁ…。
総評
1万円であれば購入して良い固定ローラーでしょう。ホビーライダーとしては十分に使えるはずです。2万円ということであれば…うーん…ミノウラやエリートのエントリーモデルを選んだ方が正解だと思います。流石にそこまでの評価は出来ないですね。
ミノウラのエントリーモデルをチェックする
エリートのエントリーモデルをチェックする
本当のところを書けばダイレクトマウント式でそのままziftができちゃうヤツが欲しいのですが、まだまだ「これだ!」というモデルが出てこないですね。まぁziftをはじめてしまうと外で走るのをやめてしまいそうな気もするのでこれで良いのかもしれません。
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