ちまちまとアクセサリーの話を書いていきます。
このボトルケージはいわゆる「ケージ着脱型」のボトルケージです。
本来はフレームにケージを固定してボトルを出し入れするのが普通ですが、ケージ着脱型はケージとボトルを一体化させてフレームとケージを切り離すことで出し入れをします。この切り離し方法はそれぞれのケージによって違いますが、このシャトルケージはナットをケージに引っ掛けて固定するタイプですね。
・TOPEAK トピーク / Shuttle™ Cage [ シャトル ケージ ]
http://www.topeak.jp/cage/wbc07100.html
パッケージにイラストが書いてありますので説明書を読まなくてもなんとなくイメージはつくところでしょう。
…で、このシャトルケージなのですが、用途としては絶望的にダメな感じでした。
このケージのストロングポイントはおそらく「普段使っているボトルをそのまま使える」ということなのだと思います。ケージ着脱型は大抵の場合でボトルが専用のものであることが多く、慣れ親しんだボトルを使いたいといった場合には適さないことが多いんですよね。
とはいえ今回はそれが正解なのだと分かりました。ケージ着脱型はボトルが専用でないと成立しません。
実際フレームにセットしてみると使い勝手の悪いこと悪いこと。フレームに付けるのも手間ですが、フレームから外すことすら手間である始末。これはどうしようもないっす。
これは着脱機構の問題ですね。
フレームにナットを出っ張らせておいてそこに引っ掛けるのがこのケージの使い方なのですが、このナットを「どれくらい出っ張らせるか」といった部分が完全に目分量で決めなければいけないのです。ほんのわずかでもナットがきつければ入りませんし、ほんのわずかでもナットが緩いとケージが上手く固定されません。
神業的なバランスが要求される…というと大げさですが、面倒なことこの上ありません。
仮に上手くいったとしても、入れたり出したりを繰り返せば当然ながらナットは緩んでしまいます。それを防ぐためにはロックタイト等で固定をするくらいしか方法はありませんが、ボトルケージ部分とはいえフレームにロックタイトを付けるのはちょっと…。この構造であればナットを特注品にしないととてもじゃないですが道具として成立しません。
そんなわけでこのケージは買わない方がよいという話でした。
せっかくいいデザインなのに勿体ないなぁ…。
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