「キャリアはどーするの?」
WOにはリアにダボ穴があるのですが穴の位置が特殊です。通常だとハンガーの周辺にあるものですが、ステーが立ち上がった部分に付いているんですよね。キャリアを付ける『だけ』なら問題は無いと思いますが、狙った場所にキャリアを設置するとなると・・うーん・・。大抵のキャリアはハンガー周辺に支点が来るという設定のもとに作られていますので、WOのようにダボ穴の位置が上がっているとそれだけキャリアの位置も上がることになります。こうなると重心が上がってしまいますし見た目としてもあまりよくありません。キャリアの上にトランクバッグを置いたりする場合はクリアランスの問題も発生しそうです。
一応自分の中で『これならいけるのではないか』というアイディアはありますが果たして上手くいくかどうか・・。ちなみにThule Tour Rackはタイヤ幅をクリアできないので残念ながら使えません。
ついでに書けばフロントフォークがちょっと勿体ないというかなんと言うか。側面にダボ穴とはいいませんが、キャリパー用の穴が開いていて欲しかった。あれがあると拡張性が少し広がるんですよね・・。まぁ無いなら無いでスマートであるとも言えるのですが。
「フレームバッグはどーするの?」
次の問題がフレームバッグです。WOはトップチューブとシートチューブの交差角度が90度を大きく超えているのがちょっと困りものです。有名メーカーの作るフレームバッグは大抵が交差角度が90度未満であることを前提にして作られています。まぁ当然と言えば当然です、ロードバイクのフレームであれば90度を超えることなんてあり得ませんからね。MTBのような超スローピングでなければ見られない角度です。
このような角度のフレームバッグは中々売っていません。フレームバッグの有名メーカーというとアピデュラ・ブラックバーン・トピーク等がありますが、もれなく90度の設定になっています。90度であっても付けるだけなら問題ありませんがどうせならピタッと収まる方が気持ちがいいですよね。
調べた中で唯一フィットしそうな感じがするのがSALSA CYCLESのフレームバッグです。SALSAは自前フレーム全に合うようにフレームバッグを展開しているので種類がとても豊富です。2016年までのカタログを見る限りでは13種類のフレームバッグが展開されています。
・SALSA CYCLES
http://salsacycles.com/components/category/bags_frame_packs/2014_salsa_fatbikes_hardtails_frame_bag
その中のNO1が形状としてはWOにかなり近いものになっています。ただ、これはあくまでも「形状」の話ですので寸法があっているのかどうかは実物を見てみないことには分かりません。それにSALSAって売られているところが限定されます。通販サイトですら中々見つかりません。
フレームバッグに関してはオーダーするという手段もありますが、うーん・・。海外だと100ドルくらいで作れたりするそうですので一回くらい頼んでみてもいいかもしれません。
アクセサリーのことまで考えると結構大変かもしれません。
まぁロードバイクと違ってハンドル下にバッグをぶら下げたりすることが出来ますので容積を増やす分には難しくありませんし、フレームバッグに関しても必要かどうかは分からない・・・といいますか、実際の使用に耐えうるのかどうかは分からないのでネガティブな要素になるのかどうかも未知数です。
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