主なロードバイクブランドの2018年モデルをまとめてチェックしています。かなり長い内容なので時間のある方じゃないと面倒かもしれません。
・・というわけで何の前置きもなく行きます。ちなみに取り上げているブランドの順位については何の他意もございません。新しく情報が入ったらその都度更新していく予定です。
「PINARELLO(ピナレロ)」
7/1(土)にニューモデル発表会が開催されるということですのでWEBに情報が並ぶのはそれ以降になりそうですね。既にF10の情報が公開されることは告知されていますが出来たばっかりのモデルですからねぇ・・。細かい部分のマイナーアップデートが妥当でしょうか。まぁ、おいおいと待ちましょう。
http://www.riogrande.co.jp/news/node/55301
・・というわけで7月に入って情報が公開されたわけですが、特に何が変わったということはありませんでした。カラーリングやアッセンブルされているパーツが変わるというマイナーアップデートですね。一応ワイズロードのリンクを張ってみたりしますが、よっぽどのピナレロファンでないとテンションは上がらないような気がします。
http://www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=404252
GANはシートポストからシートチューブにかけてバーコードが張り付いているデザインですが、これはカッコいい・・のか?ピナレロのフレームは造形だけで十分な美しさがあるのでこんなことをする必要は無いと思いますが、良く分からんぜよ。
http://www.riogrande.co.jp/news/node/55448
ハイエンド関係ではドグマF10にディスクブレーキモデルが登場し、エンデュランスのK8がK10へ変更されるようですね。K10とF10のフレーム形状についてはステーの形がちょっと違うくらいな感じですね。
http://www.cyclowired.jp/news/node/240138
「TREK(トレック)」
(公式URL) https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/トレック恒例のサマーセール開催中・・らしいのですが何がどれくらいプライスダウンしているのか良く分かりません。2018年モデルはクロスバイクのFXシリーズを先行して発表しています。ロードについてはしばらく待つ必要があるようです。
http://www.cycling-ex.com/2017/06/trek_fx_2018.html
シクロクロスのなんちゃらというモデルが大型変更されるらしいですが良く分かりません。
そしてエモンダがフルモデルチェンジ!
二代目となる新生エモンダはフレーム重量640g、アホみたいに軽いです。
とはいえ元々が700gとかなので数字としてはインパクトがある感じでは無いですね。トレックとしては「アレからどう進化させるか」というとんでもない試行錯誤の結果なのでしょうが(※OCLVカーボンの開発者は現状では数g削るのに数年かかると話しています)、ユーザーに届くのかどうかは未知数です。
http://www.cyclowired.jp/microsite/node/235704
・・・とはいえ、やはりトレックの研究開発の熱意には圧倒されるものがありますね。設備投資に最もおカネを掛けているのはトレックなのでしょう、多分。
「COLNAGO(コルナゴ)」
(公式URL) http://www.colnago.co.jp/今の所これといって特にありません。強いて言えばOttanta5なのでしょうが250万円ですからねぇ。
月のお小遣い2万5千円の旦那さんでは100ヶ月かかります。
「Specialized(スペシャライズド)」
(公式URL) https://www.specialized.com/ja/jaエントリー(っぽいポジションの)アルミバイク「アレー(Allez)」が大幅リニューアル!
何と前モデルと比べてフレーム+フォークで450gも軽くなっているとかなんとか。450gってフォーク一本分ですよ奥さん。前のモデルが重いのか今回のが軽いのか・・・。
個人的にはアルミといえばジャイアントかキャノンデールというイメージだったのですがスペシャライズドも力を入れているのですね。ちなみに105搭載の完成車が15万円だそうです。
http://www.cyclowired.jp/microsite/node/235023
http://www.specialized-onlinestore.jp/contents/blog/detail/293
シクロクロス用バイクの「CRUX」も新しくなったらしいですが、シクロは全然分かりません。
また、グラベルロードバイクである「DIVERGE」も新型になるそうですが・・そんなモデルあったかなぁ??気になったので調べてると日本版のWEBサイトには載っていないモデルでした(※米国向けのサイトには載っています)。日本で展開されるのかは分からないですね。
http://www.cyclowired.jp/news/node/235303
後は何といってもターマックでしょう。「S-WORKS ターマック SL6」なる名前で今現在のレースで実戦投入されているそうです。ルックスとしては・・何と言うかAllezみたいな感じですね、今までのターマックとは大幅に違う印象になっています。シートステーがかなり短くなっておりBMCというかトライアスロンバイクのような感じです。
ちょっと話はずれますがこうやって見ていくとサーベロがいかにすごいメーカーなのか分かります。現代ロードバイクのエンジニアリングはかなりのアイディアがサーベロが着想したものから産まれているような(ジャイアントも凄いですけど)
細部の情報として分かっているのはブレーキがダイレクトマウントであるということくらいでしょうか。調節する手間が増えて面倒だなぁとか思ったりしますがどうせ買えないので関係ありませんね。ホビーユーザーにとっては持て余しがちなダイレクトマウントですが、おそらくプロにとっては必要なものなのでしょう。
『BBがねじ切りに戻るのではないか?』という噂もネットに広がっています。これについては半信半疑ですが戻ってくれたら嬉しいですね・・・まぁどうせ買えませんけど。ちなみに新しいアレーはねじ切りだそうです、むむむ。
81496.comに情報が上がりました。
http://www.81496.com/jouhou/road/specialized2018/specialized2018.html
新しいターマックは「ターマック ウルトラライト」というそうです。ユニクロじゃないですよ。その名の通り軽量なフレームです(※56cmで733g)。『ターマック重いやんけ』とトレックが揶揄していたりしましたからね・・・、これで『もう言わせねーぞオラ』という感じなのかもしれません。BBは残念ながらOSBB、ねじ切りにはなりませんでした。
http://www.81496.com/jouhou/road/specialized2018/7813.html
個人的にはターマックエリートのグリーンカラー(キウイ色?)がとてもかわいいので気になります。新型アルテグラR8000もアッセンブルされているようなので性能としても申し分ないでしょう。9100デュラエースよりもR8000の方がいいルックスしてますよねぇ・・・。
http://www.81496.com/jouhou/road/specialized2018/7835.html
「Cannondale(キャノンデール)」
(公式URL) http://www.cannondale.com/ja-JP/JapanMTB系の情報がちょくちょく出ています。
8/5(土)に富士急ハイランドで大型フェスを行うとのことなので
http://www.cannondale.com/ja-JP/Japan/News/News/big-week.aspx
キャノンデールもグラベルロード・アドベンチャーロード参入するそうです。新型グラベルロードバイクである「SuperX SE」がラインナップ。
北米ブランドの面目躍如といった感じでしょうか、ネーミングセンスもなんとも米国です。SEが何の略かは分かりません、スペシャルエディション??
http://www.cannondale.com/en/International/Bike/ProductDetail?Id=8d666f0e-563f-42d5-b11c-f2d512c40c42
『どれも同じなんちゃうの』みたいな感のあるグラベルロード業界ですが、SuperX SEは普通にシクロとして使えそうな感じのバイクですね。ちなみにフレームもフォークもカーボンだそうです。何とも言えない感じのオレンジカラーが素敵です。
いっそのことシマノもフロントシングルシリーズを出せばいいのにね!フロントシングルなら電動デュラでも安くなりません??電動ってレースで使うよりも街乗り自転車とかの方がフィットすると思うんです。
エンデュランスバイクのシナプスが新型にフルモデルチェンジ。
キャノンデールに限ったことでもないですが、最近どのメーカーもグラベル系の比重が高くなっている印象です。
http://www.cyclowired.jp/microsite/node/236945
内容を見るといかにもアメリカ的というか、『趣味だろうがカネは惜しまねぇ!』とった感じになっています。全力エンデュランスを作りに行けば確かにこのようなものが出来そうですね。だってエンデュランスにデュラエースなんて絶対にいらないじゃないですか。ハイエンドクラスのレースバイクよりも贅沢でございます、このセレブ共め。
低重心が基本となりつつあるレースバイクに比べて随分アップライトになっているようですね。掲載している画像だと背景と同化している感じなのでいまいちイメージを掴みにくいですが、下記リンク先のレース仕様になっているものはかっこいいです。この形であればカラーリングは単色の方がよさそうですね。
https://gzmyu4ma9b-flywheel.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2017/07/2018-Cannondale-Synapse_lightweight-carbon-endurance-race-road-bike_true-endurance-machinery_photo-by-Gruber-Images_Paris-Roubaix-finish.jpg
「LOOK(ルック)」
(公式URL) http://www.eurosports.co.jp/ツールの開幕ギリギリになって情報が入ってきましたね、2018年に「785 HUEZ RS」がデビューします。
https://www.lookcycle.com/en/velo/785-huez-rs/
http://www.cozybicycle.com/jouhou/roadbike/look2018/785huezrsframe.html
なんでしょうね、見た目としてはすごく普通のロードバイクです。
ハイエンドフレームだと思うのですがあまり高そうな感じには見えません。このクラシックな感じはとてもルックらしい・・などと一度も乗ったことがないのに書いてみたりします。超軽量に特化したクライミング仕様のフレームといった感じでしょうか、フレームとフォークを合わせて1kgくらいだそうです。
「Cervelo(サーベロ)」
(公式URL) http://www.eastwood.co.jp/lineup/cervelo/普段は我が道を行く感のあるサーベロですが、今年は空気を読んで(?)か6月半ばの現在において2018年モデルを発表。サーベロは形が大きく変わったりすることがないので分かりにくいのですが、ベーシックなルックスのRシリーズがどうやら完全変更されたようです。
変更が加えられるのはR3とR5、R2は置いてけぼりを喰らっています。
ざっと目を通した限りですが新型Rシリーズの変更点は以下のような感じです。
・タイヤが28mmまで対応できるようになった
・シートポストの断面形状が変わった?
・ジオメトリが変更 、より走行安定性を重視へ
・見た目としては明らかにダウンチューブが太くなった(ワイルド!)
・フォークを各フレームサイズごとに制作しトレイルを均一化
・値段が微妙に安くなっている(といっても高いけどね!)
相変わらずカッコいいなサーベロは。
個人的にはホワイトカラーが展開されていないのがちょっと残念、サーベロのRシリーズはホワイトの方がかっこいいと思う・・などと買えないのに書いてみたりします。まぁ1年半後くらいにしれっとカラーリング変更でホワイトも展開されるのでしょう、サーベロあるあるです。
「BMC」
(公式URL) http://www.bmc-racing.jp/ハイエンドモデルのTeammachine SLR01がリニューアル!
4年ぶり二回目だそうです、こうやって書くと甲子園みたいですね。
http://www.bmc-switzerland.com/int-en/
ハイエンドにはほとほと縁の無い人間ですのであまり変化が分からないのですが、BMCの代名詞ともいえるあの良く分からないブリッジがついにフラグシップレースモデルにも無くなりました。
BMCファンの方にとってはかなり衝撃的なのではないでしょうか、メーカーが『アレ結局良くなかったわ』と認めたということですからね。あとはシートポストの形状やケーブル等の細かいディティールが変更されているそうです。カラーリングによるルックスも前モデルより洗練されています。
これから時間が経つにつれてブリッジは無くなってしまうのでしょうね。往年のファンが離れるのか新規のファンが増えるのか気になるところです。
「Bianchi(ビアンキ)」
(公式URL) http://www.japan.bianchi.com/2018年から完全新型モデルである「ARIA(アリア)」が加わるそうです。ビアンキは展開が早いのでついていくのが大変ですね。
ARIAは完全にエアロ形状のレースバイク。
専用のエアロバーも展開されるらしく、トライアスロンでの使用も想定されているとかなんとか。よくよく考えればメーカーが『トライアスロン兼用です』と言い切るバイクって今まであまり見かけませんでした。存在需要は意外とあったりするのかもしれません。カウンターヴェイルは非搭載、値段は完成車で105が28万円、アルテグラが35万円とのことです。
http://www.cyclowired.jp/news/node/235583
また、ハイエンドシリーズであるオルトレに「XR3」が加わります。XR2とXR4を埋める形になりますね。
https://www.bianchi.com/global/news/news_detail.aspx?newsidmaster=366054&newstitle=bianchi-presents-the-new-oltre-xr3
見た目の印象としてはXR4の廉価版というよりもXR1の進化版という感じでしょうか。XR1にカウンターヴェイルを加えたらこんな感じになるんですかね。カウンターヴェイルの評判はかなり良いらしいので値段次第では凄く売れそうな感じです。
しかしオルトレXR1はついこの前登場したばっかりだったような??これでXR3が安かったりしたらXR1購入ユーザーはちょっとショックかもしれません。
「GIANT(ジャイアント)」
(公式URL) http://www.giant.co.jp/giant17/2018年はエントリーアルミバイクであるCONTENDを先行発売・・・らしいのですが、これはカラーリング変更だけのようですね。とは言え既に新型クラリスがアッセンブルされているようなのでユーザーにとっては嬉しい限りでしょう。
http://www.giant.co.jp/information/3646
それ以外には今の所特に目立った情報がありませんね、ユーロバイクの時期くらいまで非公開なのかもしれません。2017年がアルミでしたので2018年はカーボンでしょうか?
ロードバイクではありませんがジャイアントが名作クロスバイクESCAPE R3の2018年モデルを実際に売っているようです(※5月下旬から先行発売)。最早クロスバイクと言えばエスケープみたいな感じですからねぇ・・ジャイアントとしてはここでクロスバイクのシェアを確立してしまうということなのでしょう。
<ESCAPE R3 (2018 NEW)>
http://www.giant.co.jp/giant17/bike_datail.php?p_id=00000091
クロスバイクはモデルイヤーによってアッセンブルされているパーツが結構違ったりするのですが、2018年モデルは今年のものとほとんど変わりませんね。カラーリングが微妙に変更されているくらいのようです。
また、クロスバイクネタとしてはエスケープと人気を二分しているであろうジオス(JOB)の名作クロスバイクであるミストラルにクロモリフレームモデルが出るそうです。
<参考ページ>
【2018年モデル 先行販売】GIOS ジオス MISTRAL Cr-Mo ミストラルクロモリ 2018 クロスバイク フラットバーロード スポーツ自転車【送料無料】【ワイヤーロックプレゼント】【期間限定防犯登録無料】
これまた公式サイトにアナウンスが無いのでちょっと情報を調べるのが面倒だったりするのですが、クロモリのクロスバイクは選択肢が少ないジャンルです。まぁクロスバイクでクロモリである必要があるのかといった感じもありますが、ジオスは基本的にクラシックなビジュアルなのでラインが細いクロモリの方がマッチするのではないかと思ったりもします。
7月に入ってロードに関する情報がちょくちょく上がってきています。・・とはいえ今の段階では特にこれといったものは無いですね。TCR SLRが7月中旬から先行販売されるようですが、カラーリング変更だけなので目立つインパクトはありません。
http://www.cyclesports.jp/depot/detail/82032
敢えて注目を上げるのであれはTCR SLR1でしょう。コンポーネントが新型アルテグラに変更され、
http://www.giant.co.jp/giant17/bike_datail.php?p_id=00000101
※修正
再度WEBサイトを確認すると7.7kgに修正されていました。メディア関係にも連絡が入ったようでシクロワイヤード等の情報も更新されています。ジャイアントのような大きい会社では珍しいですが、自転車業界はこういうことが頻繁にあるので困ります。7.7kgと7.2kgはかなり違いますよね。
「anchor(アンカー)」
(公式URL) http://www.anchor-bikes.com/今の所特に無しでございます。RS9という新型フレームを発表したばっかりなので2018年は特になにがあるということはなさそうですね。
「KUOTA(クォータ)」
(公式URL) http://www.intermax.co.jp/products/kuota/引き続いて今の所特にございません。クォータは比較的に情報を出すのが遅いところなのでちまちまと待ちましょう。
「DE ROSA(デローザ)」
(公式URL) http://www.derosa.jp/サイクリングエクスプレスで既に2018年のKINGが売られている(らしい)という良く分からない状態です。最近wiggleにデローザが大量入荷されましたので『まさかwiggleもか?』と思いチェックしましたが2017年モデルでした。サイクリングエクスプレスの中はどうなっているのでしょうね・・。
https://www.cyclingexpress.com/jp/productdia/14651061/de-rosa-king-carbon-road-frameset-2018.html
フラッグシップフレーム「PROTOS」がついにフルモデルチェンジだ!代理店価格でお値段68万円!ドグマF10より高ぇ!
ちなみに今作で3代目でこざいます。
http://www.derosa.jp/carbon/protos.php
http://www.cyclowired.jp/news/node/236239
手が届かないものには基本的にスルーなのですが、BBがねじ切り(※イタリアンです)に戻ったということには注目しなければいけないでしょう。フラグシップモデルがねじ切りに戻ったということはこれから下のモデルも戻っていくと考えるのが妥当でしょうね、ついにKINGを購入する機会が来てしまうのだろうか。
デローザは2018年から日本限定モデルとして「FEDE」なるもの売るそうです。
これは・・ロゴだけはデローザという所謂「中華カーボン」的なものですね(※あくまでも例えです、実際の素材はアルミです)。非常にコンパクトでクロスバイクのようなジオメトリが特徴です。まだ写真で見ただけなので確認は出来ませんが、おそらくレディースモデルとして販売するのではないでしょうか。
明らかに女子ミーハー層を狙ってきてます。ブランド信仰の高い日本人とはいえアルミ完成車に20万円と中々の値段設定、結果や如何に。個人的には「5年遅いのでは?」と思うところです。
メディア及び公式サイトに情報が上がりました。
http://www.derosa.jp/derosanews/?p=1411
http://www.cyclowired.jp/lifenews/node/240726
「SCOTT(スコット)」
(公式URL) http://www.scott-japan.com/今の所特にありません。
「FELT(フェルト)」
(公式URL) https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/フェルトもスペシャライズドと同じようにエントリーアルミバイクである「Fシリーズ」を先行発表しています(というか既に販売している?)。モデルネームでいえばF75、F85、F95ですね。・・とはいえフレームは同じでアッセンブルされているバーツが微妙に違うだけなのでスペシャライズドのような強烈な印象はありません。
それ以外には今の所情報はありません。ゆるゆりと待ちましょう。
「MERIDA(メリダ)」
(公式URL) http://www.merida.jp/メリダは2018年に新型の「REACTO(リアクト)」を投入するそうです。
リアクトは前のモデルから4年目とか5年目くらいなのでタイミングとしても分かりやすいですね。細部は分かりませんが、シルエットとしては全体的に前のモデルより曲線が多く使われております。エアロ効果のさらなる向上が期待できるのでしょう。
他には細かい部分でワイヤーの取り回しやらなんやらも変更されているようです。確かにあのトップチューブ上からケーブルを通すのはホビーユーザーながらにもどうかと思いましたからね・・・雨やら汗やらが直フレーム内に入るじゃないですか・・。
6/30に情報が入りました。
http://www.cyclowired.jp/news/node/236240
前モデルよりも随分と軽量化されているとのことです。表面積の広いエアロフレームながらフレーム重量はほぼ1000gまで軽くなりました、機材の進化は凄いですね。レーシングカラーは赤と青に白ロゴ、完全にガンダムカラー。
上記の記事内に『目覚ましい進化の原動力となったのは、これまでチューブ形状に縛りをかけていたUCIの3:1規制の撤廃だ』というとても興味深いテキストが入っています。UCIはチューブ形状にも規制があったのか・・己の知識の無さがにじみ出てしまう。
気になったので調べてるとフレームのチューブは最大80mm、最低25mmとするという規定があったそうです。確かにこのようなものがあるとフレーム形状を大きく変えることは難しいですね。
このUCI規定を調べていくと今まで微妙に疑問だったことが見えてきて面白いです。例えばウォーターボトル。『1Lくらいのボトルなんで売ってないんやろ?』と不思議だったのですが、これはUCIの規定が800mlまでであるせいなのだと初めて知りました。
「FOCUS(フォーカス)」
(公式URL) http://www.focus-bikes.jp/今の所特にありません。カンザキによると2018年モデルは9/6に発表予定だとかなんとか。
http://www.bikefunn.com/roadbike/32769.html
本国の公式サイトでは「PROJECT Y」なるものの概要だけが発表されています。「Y」はyouの「Y」なんですかね?どうやらエンデュランス関係のプロジェクトであるようです。エンデュランスは本当に流行ってる感じですねぇ・・・。
「CARRERA(カレラ)」
(URL) http://www.podium.co.jp/carrera/フレーム形状は独特であるもののモデルの名前がいまいち覚えにくいカレラですが、2018年には完全新作のエアロロード「TD01-AIR」が登場します。なんとも速そうな感じですがどこかで見たような素直な形状なのであんまりカレラっぽくはありません。
http://www.podium.co.jp/carrera/bike/td01-air.html
2017年から価格破壊を起こしているカレラは2018年もこの流れを継続するようですね。今回登場するTD01-AIRも他の欧州ブランドであればあと10万円くらい高くなるのではないでしょうか。ちなみにお値段はフレームセットで24万円となっています。
さらにシクロクロスバイクである「CX」を新展開、名前が直球で分かりやすい!。 何でもブランドとしては初のディスクブレーキなんだとか。お値段はフレームセットで19万円となっています。
http://www.podium.co.jp/carrera/bike/carrera-cx.html
その他には2017年に登場したER-1にディスクブレーキモデルが追加されます。ER-1はいつのまにやら完成車販売もされていますね。
今の所このような感じですね。
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