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使うかどうかも分かりませんがTOPEAKのRideCase Mount RXを買ってみました。スマートフォンをステム周辺に固定するためのアレですね、とりあえずマウント部分だけなので専用ケースは未購入です。
トピークのマウントケースは色々と種類があって面倒だったりするのですが、さらっと調べた限りではスマートフォンをスマートに固定できるマウントはどうやらこれくらいしか選択肢が無いような感じです。
<トピーク製品情報URL>
http://www.topeak.jp/bag/yba01900.html
このマウントはどうやら数種類あり「ステム先に取り付けるもの・ハンドルバーに取り付けるもの・コラム部分に取り付けるもの」があるようです。製品情報がごちゃごちゃしてちょっと分かりにくいです。トピークはこの辺りのページを一度整理した方が絶対に売り上げが伸びると思う。
・・というか自転車アクセサリーブランドは結託して共通したプラットフォームを作った方が売り上げが伸びると思うんですけどね。しっかり検索しないと「こういうものがあったのか」ということを知らないままということは非常に多いです。新しいアイテムもバンバン発表される業界なので、この機会損失感は何とも勿体無い。
今回選んだものは当然ながら(?)ステム先に取り付けるものです。
所謂ガーミン的なアレです。ガーミンコンプレックスに取りつかれているような気もしますが場所としてはやっぱりあの位置が一番良いです。ステム上だと汗がだらだら落ちてしまいますので出来るだけ先の方にあった方が安心感。ちなみに他のメーカー(※無名のサードパーティを含む)だともれなくハンドルバーに取りつけるものばっかりです。
この辺りはかなり需要があると思うのですが技術的な面もあるのでしょう、実際にトピークのマウントは良く出来ていますし。
コラム部分に取り付けるものであればライドケースとマウントのセットも売られているのですが、このステム先に取り付けるケースは何故か分かりませんがマウント単品でしか売られていません。個人的には専用ケースを保留していたので助かりましたけどね・・・。
この専用ケースというものがまた困りもの(?)で、こちらも3種類くらいあるんです。どれも機能的に一長一短的な面があり選ぶに選べなかったりします。
具体的には「ノーマル」「防水仕様」「防水仕様+バッテリー内蔵」がラインナップされています。バッテリー内蔵式は値段が上がりますし重量増によるマウント部分の負荷が怖いので選択肢には入れていませんが、ノーマルと、防水仕様は中々に決められないものがあります。
<トピーク製品情報URL>
・http://www.topeak.jp/bag/bag30200.html
・http://www.topeak.jp/bag/bag30100.html
・http://www.topeak.jp/bag/bag29800.html
単純に考えれば防水仕様の方が高機能なのですが、どうやら製品レビューを集めてみると完全防水にはなっていないようなのです。まぁこれはこれで別にかまわないのですが、気密性だけは高いのでiPhoneが電話機として使いにくくなるとのこと。確かにこれは困りますね。『じゃあマウントするときだけケースに入れればいいのでは?』と考えましたが、その場合であれば画面タッチが仇となります。
スマートフォンには保護ガラスを張っておきたいので、もし『マウントするときだけケースに入れれる』ことになれば画面を2重に保護することになります。ただでさえ画面タッチが微妙らしいので保護ガラスを張った上からではさらに悪くなることが当然に予想されます、そもそも保護ガラスを張った状態でケースに入るのかも分かりません。そんなわけで保護ガラスユーザーからすれば使う時だけケースに入れるというのは現実的ではありません。ケースの出し入れをするたびに保護ガラスを張るわけにもきませんしね。
ノーマルケースは単純に背面にアタッチメント用の機構が備わっているだけなので通話で音が聞き取りにくいということもありませんし、保護ガラスが邪魔になるようなとこもありません。とはいえ、防水機能があった方が便利というのはその通りで、夏場にボトルの水をかぶるときなんかでも気にしなくてすむという変な憧れがあったりします。実際に遊び用のスマートフォンなのでそこまで通話機能も要らないんですよね・・・うーん・・。
ドライバッグタイプのものもラインナップされています。
ケース+保護ガラスの普段の状態でそのまま入れることが出来るので実用的にはこれが最も適切だとは思いますが、見た目としてあまりカッコよくない。付け加えるならドライバックだとモバイルバッテリーから充電することが出来ません。これはある意味では致命傷と言えなくもないデメリットです。
<トピーク製品情報URL>
・http://www.topeak.jp/bag/acz23700.html
まぁケースの話はさて置き買ったマウントパーツに戻りましょう、重ねますが良く出来ています。
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箱から取り出すとこのような感じです、かなり丁寧ですね。
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ビニール部分はこんな感じになっています。オシャレ梱包ですよ。
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ちなみに箱の裏側はこんな感じです。

装着方法ですがこんな感じになっていました。イメージとしてはコラムアンカーのような感じですかね。ネジ山の上から二段階に分けて装着します。
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特殊ナット→下部分→上部分の流れでステムに付けていきます。言葉にすると変な感じですが現物を見れば一発でイメージできるはずです。
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装着しました。角度調節が出来るので水平も出せます。
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試しにドッペルのマルチユースサイクルマウントを付けて見ました。
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iPhoneSEを載せてみる図。完全固定とはいきませんがとりあえず落ちることは無さそうです。クリップ部分が出っ張っているので摩擦力を上げるために滑り止めを挟んでいます。
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考えていたよりも突き出し長さが足りないような感じがします。やっぱり専用ケースじゃないとダメかなぁ。画像検索をしてみるとやっぱり専用のライドケースの方がこの状態よりも若干ながら前に出せるっぽい感じ。希望としてはもう3cmくらい前に出せれば汗の落下が気にならなくなるような気がする。
小細工としてはステムの間に挟んだワッシャーを厚くすればあと5mmくらいなら伸ばせるそうな感じはしますね。メーカーとしては非推奨だと思いますがその程度で折れる金属ボルトなんてありませんので問題ないでしょう。
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見た目はアレですが、モバイルバッテリーを下に挟むことも可能です。便利と言えば便利。
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もしかしたら一番適切ではないのかと思われる使い方がこちら。
現物が無いので格好がつきませんが、iPhoneではなくGo-Proの専用のマウントとして使う方法です。バッテリーが思いっきり剥き出しなのですが、トップチューブバッグから電源コードが見えるよりはスマートだと思います。
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このマウントは下にGo-Pro等を装着できるようになっているのですが、上にモバイルバッテリーを置いてしまえばGo-Proのネックである撮影時間をとりあえずは解決できるはずです。
ハイパワーが当然となった現在のモバイルバッテリーだと過電流による電池劣化が起きてしまうような気もしますが、『最初から常時バッテリー接続』ということに決めてしまえば内蔵電池が劣化しようが関係ないと割り切ることも出来なくはありません。内蔵電池がどれほど劣化しようが撮影時間が伸びた方が良いと考えるユーザーの方が多いと思いますし。
ケースについては中々回答が出せませんが、マウント自体の出来は頗る良いです。作りが美しいのでマウントだけの状態でも特に違和感はありません。実売価格としては4000円程度と高めの値段なのですが、このクオリティであればそれくらいはするかなという印象でした。ガーミンのマウントだと1.5倍くらいするのでもしかしたら良心的なのかもしれませんが・・・。
ちなみに購入先はヤフーショッピングのワールドサイクルです。amazonよりもちょっと時間はかかりますが、若干安い上にポイントが付くので急いでいない場合はこちらのほうがお買い得感があります。5の付く日だと尚ポイントが付くのでおすすめです。
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