KONAのクロモリロードバイク、TONK(2017)が納車されたぞ!

2017/05/15

クロモリロードバイク

t f B! P L

今日も今日とてマイナーなことを書きます。

時期としては遅いのですが、KONAのTONK(2017年モデル)が納車されました。もう数か月もすれば新しいモデルの発表時期に入りますがクロモリであればこの辺りを無視できるのでいいですね。



「KONA TONK(2017)について色々」

というわけで新しく手に入れたTONKについて色々書いていきます。

まぁ需要なんてほとんど無いのでしょうけどね・・・。


溶接部分の拡大図。


新型SORA「R3000」の目玉であるフロントディレーラー。今回より機構の大型変更が行われているとか何とか。どうやってケーブルを留めているのか良く分からない。


シートポストは目盛り付き、地味にありがたい。


トップチューブのテープ(※剥がせます)。


ステム・ハンドルはコナオリジナル・・・ってステム短けぇ。


前から見るとこんな感じ。ハンドルはドロップ部分にも目盛りが付いています、これも助かる。


フロントフォークとタイヤのクリアランスを見る。アッセンブルされているタイヤは30mmなので現物を見る限りではギリギリ35mmくらいいける・・か?

ホイールワイドの内径は17mmなので理屈上は37mmまでいける。

<参考URL>
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/tire_size.html



クランク長さは170mm、ちなみにサイズは49cm。


KONA純正サドル、思いの他良く出来ている感がある。


BB周り、ホローテック2と思いきやノーマルJIS(※確認し忘れ)。そんなわけでクランクも2ピースクランクではありません。後々考えればこっちの方が好都合だったのでOK。


エンド周り。希望としてはダボ穴は2つ欲しかったが・・・まぁ良し。


ルックスの印象としては「何だか良く分からない」感じ。

フレームサイズとしては小さいのですがホイールベースが長かったりタイヤが太かったりフォークがストレートだったりするので遠近感が狂うというか。設計思想としては、悪路を比較的に速く走るようなバイクといった感じでしょうかね。

カラーリングはとても気に入っていますし塗装そのものも良い。

この絶妙に田舎臭いというか垢抜けてない感じがいいですね。この手のバイクは最初からカッコよすぎるとあまり楽しくなくて、最初から格好いいバイクはアクセサリーを付けると台無しになってしまいますからね。ボトルケージやキャリアをベタベタ付けることが前提なので、これくらいの「微妙にダサい感じ」が程良い。

サイズは悩みに悩んで49cmを選んだのですが、ステム・ハンドルリーチが相当短いので前乗りだとやや窮屈な感じはありますね。今回は荷重を後ろにおいて回すと決めているので結果的にはこれで良かったと思うことにします。ハンドル・ステムは交換して2cmくらい伸ばしてみようかなぁ・・。


BBをどうしたものかとちょっと悩みどころですね。届く前は「これでいいか」的な気持ちだったのですが、いざ届いてみるとコンポーネントを変更したくなってしまいました。気持ちとしてはアルテグラ辺りに変えたい、32Tで。無駄だということは分かっているのですがブラックよりもチャコールに変えたい、見た目で。

アルテグラで32Tなんてあるのかなーと思って調べたら普通にありますね、GS規格。どう考えてもレース用グレードなのに32Tまで用意するシマノはすごい・・のか?。CRCを覗いてみると見事に売っています、お値段は¥66000-也、手が出ないことも無いからちょっと困る。

まぁアルテグラはさて置きSORAの話に戻ります。クランク長さが170mmであることを良いことに165mmのSORAクランクに変えようと思ったのですが、今回の新型クランクは重くなっているとかなんとか。

ちょっと調べると新型のR3000は964g(170mm)でFC-3550は844gとのこと、120g増かぁ・・・。とはいえBBがJISからホローテックに変わることになるのでその分の重量差を考えれば150gくらいは軽くなるのでしょうが。軽量化なんて目指しても仕方が無いバイクですが、クランク長さは165mmに変えたいところ。とはいえこのバイクにR3000のクランクは似合わないということも確かで・・・。

考えるのが面倒になったのでこの辺はとりあえず保留して次に行きます。


気になる完成車重量は10.78kg、おおよそ想定の範囲内でした。

ちなみにバーテープを剥いでペダルには完成車を買ったときにおまけで付いてくるものを付けています。純粋な完成車重量としてはこれから200gくらい削ったものが正解になります。




ここからさらに細かいパーツ重量を見ていきます。


シートポスト262g、普通。


ちなみにシートポストの長さは250mmでした。


サドルは310g、まぁ普通。


ついでにシートクランプ23g。


ステムが130g。重さよりも長さが気になる、多分70mmくらいしかない。


ハンドルが308g、普通といえば普通。


そして気になるハンドルのリーチ長さ。左がリーチ75mmのものなのですが、どう見ても1cmくらい短い。70mm以下のリーチハンドルは中々見ないので貴重といえば貴重なのかもしれません。他にはディズナのバンディーハンドルくらいしか知りません。

アッセンブルされているパーツは全体的にやや重めですが、MTBメーカーらしいくその分作りがしっかりしているような感じでした。指定トルク値も通常の設定より高めです。ハードにガンガン使えとメーカーから言われているような気持ちになります。




ある意味用途は限定されてしまうのですが定価11万円のロードバイクとしては非常に良く出来ている一台です。細かい部分になりますが補修用の塗料もリペアパーツとして付いてきました。ハードに使えば傷も入りますからね、こういった小さいサービスこそユーザー満足度に繋がる良いサービスだと思います。

いいバイクなんですけど全然注目されないんですよねぇ・・。

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