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『たまには若者っぽいことでも』と思い立って書いてみました。
この手のジャンルは特に明るくないのですが、そんな人間でも知っているブランドであるということは「定番」といってよいのではないかと思います。ちなみに自転車の話です、モーターバイクではありませんのでご注意下さい。
<ストリートバイクに興味のある方に贈る定番ブランド10選>
いわゆるピストバイク・シングルスピードバイクといった見た目が派手な感じの自転車メーカーを10個ほど集めたものです。基本的にはストリートですが、クロスバイクやロードに対応しているフレームを展開しているところもあります。また、順番に他意はございません。関連記事 「買ってから知ったり気付いたりしたシングルスピードバイクについてあれこれ」
関連記事「シングルスピードカスタム① フレームを塗装してみたよ」
① LEADER BIKES / リーダーバイク
アメリカ、カリフォルニア(URL) http://leaderbikes.jp/
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アメリカ系ストリートバイクのパイオニアにして定番の「リーダーバイク」です。『コレどこかで見たわー』という方も多いのではないでしょうか、エアロ形状の太いチューブとインパクトの強いブランドのフォントが非常に印象に残ります。
写真は定番モデルの「721」。ブランドの中ではエントリーに近いモデルですが、完成車の時点でアンダー9kgを達成している中々に軽量な一台です。ちなみにお値段は10万円程度、機能として考えればやや高額かもしれませんがステイタス性を加味すれば安いのかもしれません。
② HELMZ / ヘルムズ
日本、東京(URL) http://www.helmz.jp/index.html
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『これもどこかで見たわー』という方が多いのではないでしょうか、全てのバイクに独特なフレーム形状を持つ「ヘルムズ」です。ブランド名は聞きなれない方が多いと思いますが(※フレームのフォントからはまず読み取れません)、製造母体は実はブリジストンだったりします。
写真は定番モデルの「S10」、これをベースにカスタムされる方が多いようですね。ちなみにお値段は10万円程度、この価格としては珍しくベルトドライブが使われているモデルです。フレームへの手間を加味すればリーダーバイクよりも原価は高そうな感じです。
③ Tern Bicycles / ターン
グローバル(URL) http://ternbicycles.jp/
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最近ではすっかり知名度の上がってきた「ターンバイシクル」、色々なお店で実物を見る機会があるので実際に見たり試乗された方も少なくないのではないかと思います。以前はダホンと並んで折り畳み自転車の代名詞でしたが、近年では都市型のストリートバイクも生産するようになりました。
写真は新型クロスバイクの「Clutch」。ホイールサイズが650Cということでややクセのあるモデルですが、機能に対する拡張性が高く値段も5万円程度とかなり低めの価格設定になっているのでおすすめです。カラーリング展開も豊富なので楽しいです。
④ FUJI / フジ
日本(※アメリカの企業が買収)(URL) http://www.fujibikes.jp/index.html
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ストリートシングルバイクの王道モデルフェザーを展開する「フジ」。元は日本の会社ですが買収されて現在はアメリカの企業になっています。自転車メーカーの買収は珍しくもない話で、プロのレーサーチームも丸ごと違う企業に移ったりすることもあります。
写真は言わずもがなですが「FEATHER」、日本のKING OF STREET BIKEです。
⑤ ROCKBIKES / ロックバイク
日本、大阪(URL) http://rockbikes.jp/
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元FUJIの設計者が立ち上げたストリートバイクブランド「ロックバイク」、その名の通りロックな自転車がラインナップされています。全てのモデルに共通していることですが、ヘッドチューブが短くシート角が立っているアグレッシブなフォルムをしています。カラーリングやフォントのデザインにも個性があり非常に目立ちます。
写真はエアロ形状が特徴的な「ROCKET」、こちらはシングルスピードではなくエアロ形状のロードバイクです。完成車価格はシマノティアグラで165,000円(税別)、ストリートバイクとしては高額かもしれませんがパーツの内容を見てみると意外にお買い得なのかもしれません。ちなみにクロモリフレームとしては「ENVY」というモデルが定番です。
⑥ CREATE bikes / クリエイトバイク
イギリス、ロンドン(URL) http://www.createbikes.com/
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イギリスはロンドン生まれの「クリエイトバイク」、ロープライスのストリートバイクといえば?と聞かれると真っ先に思い付くのがこちらです。何でしょうね・・自転車界におけるファストファッションブランドのようなものでしょうか(?)。非常にカラフルなカラーリングが特徴的で、シーズン毎に必ず色が変更されるため定番カラーというものがありません。値段は5万円程度とかなり低めの設定です。
⑦ BOMBTRACK / ボムトラック
ドイツ(URL) http://bombtrack.com/
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定番というには知名度が無さすぎるような気もしますが、気持ちとして紹介したかったので「ボムトラック」です。ベースとなっているのはBMX等のストリートですが、コミューター系や普通のロードバイク・グラベルロードといったものも展開されていたりします。
このブランドのユニークなところはパーツやフレームに手を抜かないところですね。シングルスピードは元々はトラック競技から派生したものですが、ボムトラックのシングルスピードは『トラック競技でも使えるかも?』といったパーツで構成されています。『街乗りに本格なんて求めてどーするの?』といった感もあるような気もしますが、他の方と一味違うものを求める場合は面白いかもしれません。
シングルスピードの定番モデルは「Needle(ニードル)」。チューブにはコロンブス、クランクにはスラムのオムニウムが採用されています。値段は完成車で16万円程度、そこそこに高めですがパーツを考えると妥当なところかもしれません。公式WEBサイトには他にも色々なタイプの自転車が展開されています。
⑧ MASI / マジィ
イタリア(※企画品生産)(URL) http://www.eastwood.co.jp/lineup/masi/
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・・という訳で「マジィ」です。定番すぎるのでこれといって書くことがありませんね・・。日本でのMASIは東商会の企画生産品ですが、だからといって偽物ということはないのでさほど気にしなくてよいのではないかと思います。ちなみにMASIのイタリア発音は『マージ』の方が近いようです。
写真はクロモリスチールを採用したシングルスピードバイク「Speciale Fixed Uno Riser」、マジィらしクラシックテイストは残しつつ現代的な雰囲気も感じるお洒落な一台になっています。
⑨ CINELLI / チネリ
イタリア(URL) http://www.podium.co.jp/cinelli/
(URL) http://www.iwaishokai.co.jp/
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・・という訳で「チネリ」です。マジィ同様に定番すぎるのでこれといって書くことがありません。これまでは株式会社ポディウムが代理店でしたが、2017年から岩井商会が代理店として新たに加わりました。知名度こそ高いチネリですが、実際に目にする場面は意外と少なかったりします。代理店が増えたことでこれから遭遇する機会が増えるかもしれませんね。スーパーコルサももう少し安くなればいいのに・・。
写真はシングルスピードの「MASH BOLT」、フロントに向かってトップチューブが下向きに落ちる独特な形状をしている定番フレームです。ちなみにチネリのフレームはwiggleでも売っていたりします。
⑩ DURCUS ONE / ダーカスワン
日本、東京(URL) http://www.durcus-one.com/
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東京のストリートバイクの一角を担う「ダーカスワン」、こちらも定番的なブランドと考えて良いのではないでしょうか。このブランドはおそらくストリートバイクメーカーとしては唯一キッズバイクを展開しています。収益なんてほとんどないと思うのですが、このような姿勢はとても素敵ですよね。
写真は定番モデルの「MASTER」。以前はクロモリだったのですが、最近(2017年)ではアルミに変わっています。年代によってブランドのフォントが微妙に変わっています。
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