
ここぞとばかりの日本仕様が話題になっているらしい新型iPhone7、調べれば調べるほど自転車ユーザー(※正確に書けばロードバイクユーザー)にとっても気になる一台に見えてきます。自転車ユーザーとして大切だと思われる5つの理由を取り上げてiPhone7について書いてきました。
理由① 「写真性能が安定して高い」
最大の理由はこれでしょうか、iPhoneの画像処理システムは一昔まえのコンパクトデジカメを軽くしのぐほど美しく映します。今回のiPhone7は12MPという高解像度もさることながら、f/1.8というスマートフォンとしては驚異的に大きいレンズが使用されているため暗い環境でも美しい写真を取ることが可能になっています。自転車ユーザーにとって写真というものは切っても切り離せません。
出先で風景を撮ることが多い自転車ユーザーにとっては「いいカメラを持つ」ということは日々のサイクリングにおいてモチベーションを上げる重要な要素となります。・・とはいえ、自転車ユーザーにとっては荷物を増やすことは必ずしもメリットとは限りませんので、サイクリングでデジカメを持ち歩くという方は少数です。高性能カメラを日常の必須ツールであるスマートフォンで兼用できるのであればこんなに効率的なことはないでしょう。
理由② 「防水性能はどんな天気であっても必要」
サイクリングはアウトドアです。アウトドアは天気に大きく左右されるものですが、自転車ユーザーにおいてスマートフォンの防水性能は天気に関わらす必要です。ロードバイクに乗ると大量の汗をかきます。
多くの場合でサイクリングジャージの背面ポケットに入れられるであろうスマートフォンは、薄い生地を通して直接汗があたることになります。単純に天候というだけでなく、いわゆる「水没」という現象を防ぐためにもスマートフォンには防水性能が必要となります。
理由③ 「高コントラスト比、低反射率のディスプレイ」
気持ちが良いサイクリングの必要条件は『良い天気』です。天気が良いことは全くもって素晴らしいのですが、良すぎる場合はどうしてもスマートフォンの画面が見にくくなってしまいます。ディスプレイ性能にも定評のあるiPhoneシリーズですが、iPhone7からは更に性能が向上され、iPad PROで使用されている新型の液晶が採用されました。
理由④ 「GPS精度が高いことは地味ながらも重要である」
自転車ユーザーに限ったことではないと思いますが、スマートフォンを地図代わりに使用される方は多いでしょう。最近ではほぼ全てのスマートフォンにGPSが内蔵されていますが、このGPSは精度の差が大きく出てしまうものでもあります。知らない道をサイクリングする場合は頻繁に地図を参照することになります。iPhoneのGPS精度は非常に高く、安価なモデルよりも格段にストレスフリーで使うことができます。頻繁に使うものであればより高精度のものを選ぶことが正解でしょう。
理由⑤ 「"suica対応"はいざという時に自分の身を助ける」
ついにFeliCaに対応されたIPhone7、FeliCaに対応されたことでsuicaが使えるようになりましたね。 日常の用途として便利であることは言うまでもありませんが、自転車ユーザーにとっては命に関わる場合があるかもしれません。サイクリングにおいてはトラブルというものに出会うことも少なくありません。このトラブルというものを可能な限り回避するためにはある程度のお金を持ち歩くのが確実ですが、サイクリング(ツーリング)に慣れてくると次第にお金を持ち歩かないようになります。「財布は重いから小銭が数枚あればいいよね?」となるのです。もし100km先まで出向き、機材のトラブルがあった場合はどうでしょう。自走が不可能となれば輪行で帰るしかありませんが、迂闊にもこういうときに限って小銭しか持ち合わせが無いという事態が起こることは否定できません。
こういったときにsuicaは非常に便利です。鉄道だけでなくコンビニ・飲食店でも使えますので、ハンガーノックぎりぎりといった時に補給食を買うことも出来ます。suicaに対応したスマートフォンはいざという時に自分の身を助けてくれるかもしれません。