ジェットスターを使って飛行機輪行をしてみて気付いたことを色々

2015/08/18

成田空港からの輪行

t f B! P L

色々と発見がありました。



・そもそも自転車を持っていってよいものかどうか

全く問題無いようです。

カウンターの方からもこちらが言いだすよりも先に『自転車ですね』と言われます。そんなに多くの方が自転車を持ちこんでいるわけではありませんが、各路線で1組・2組くらいは見かけるような印象でした。


・航空券の注文が少し面倒というか・・

ほとんどの場合で注文はWEB、支払いはクレジットカードとなると思います。

細かい部分ではありますが、ジェットスターはクレジットカード支払いで手数料が取られます。この手数料は「路線ごと」に要求されるため片道を二回頼んでも往復をまとめて頼んでも要求される手数料の総額は変わりません。うーん・・・。

ジェットスター・マスターカードを使用した場合は手数料が掛らないようですが、このクレジットカードには60ドルほどの年会費が掛ります。よほどの事が無い限り飛行機輪行をするためだけにカードを発行することにメリットはなさそうですね。

ちなみにフライトバウチャーはフライトの4~5日後くらいにメールで配布されるようになっています。




・受託手荷物は多少の余裕を

軽量なロードバイクであればアクセアリーを含めても10kgもあれば十分になってしまいますが、機内持ち込み手荷物とのバランスを考えてギリギリは避けた方がよいでしょう。

ジェットスターのエコノミーは機内持ち込み荷物を7kgまでと制限しております。この機内持ち込み荷物に関するの重量検査はほぼ確実に行われます。自転車の梱包では衣服等をパッキング材に流用できたりしますので、受託手荷物については多少多めに見積もっていた方がトラブルは少ないです。

この7kgは「バッグの重量が7kg以下」であればいいので、最悪の場合はスマートフォンや財布といった重量の重い小物を着ている服のポケットに入れてしまうという小技も使えます。ポケットがたくさんついているジャケット(マウンテンパーカー辺りでしょうか?)があると便利かもしれません。人にもよると思いますが、デジタル小物だけでも2kgくらいは軽く超えてしまいますからね。


・梱包も大事だが指示書きはもっと大事

梱包に関してはWEB上を検索すれば出て来る通りですね、過剰に心配する必要はなさそうでした(どうあってもお任せすることになるので心配しても仕方が無いという面もあります)。ただ、それでもやはり最低限のことは行っておきましょう。

特に必要だと思ったのは天地の指示書きですね。 

「立てて輸送する場合はこの面を上にする」「横に倒して輸送する場合はこの面を上にする」といった指示を輪行袋に直接書きむことをおすすめします。ちなみに行きは係の方が直接持ってきてくれましたが、帰りは横になってベルトコンベアに流れてきました(残念ながらディレーラーが下側でした)。

輪行袋は撥水加工がされているものも多いため、この場合はマジックで文字が書けません。 また、両面テープであっても剥がれてしまうことが多いです。布を縫い付けるくらいのことはやっておいた方がいいです。見た目を気にするのであればプラスナップとかでやるとスマートに出来ますね。

プラスナップについては検索すると沢山出て来ます。手芸の道具です。




・始発便・最終便は使わない方がいいかも

LCCは「機材繰り」に合う可能性が低くありません。

機材繰りとは燃料等の機材トラブルによる欠航のことです。LCCは少ない航空機数+高回転率という運営をしているため、大手航空会社のように他の飛行機で代用する・・といったことはまず不可能になっています。手ぶらであれば観光でもして時間を誤魔化せそうなものですが、自転車を持ち歩くとなると絶望的にテンションが下がります(※成田空港には一時荷物預かりサービスがありますが)

実際には滅多に合う事もないのですが「まさか!」という事態は得てして起きてしまうものです。実際に帰りで使った一本前のフライトが機材繰りに遭遇していました。この機材繰りは事故のようなもであるため避けようと思って避けられるものではありません。ただ、個人的に調べた限りでは早い便と遅い便に起きやすい傾向があるようです。

始発便(早い便)に関しては当日のメンテナンスや前日のトラブルの積み重ねのしわ寄せが来てしまうことが多いため、機材繰りが起きてしまうことが少なくないようです。最終便については成田空港が23時で営業をやめてしまうことが大きいようです。関西国際空港等であれば24時間営業であるので多少遅延していようが飛ばす(受け入れる)ことができますが、空港自体が営業を止めてしまってはどうしようもありません。ちなみにジェットスターは機材繰りによる欠航が日本で一番高いとのことです。

始発便・最終便を避ければ機材繰りには合わない!・・・と断言することは出来ませんが、時間に余裕があるなら避けた方がいいのかもしれません。また、機材繰りに合う可能性も考慮して往復航空券は避けた方がいいのかもしれませんね。経験はありませんが、手続きが面倒なんじゃないかなぁ・・と思ったりします。

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