Mission Workshopの「The Rummy」を手に入れたぞ!

2015/06/03

バッグの話

t f B! P L

メッセンジャーバッグといえば有名どころはTIMBUK2やFREITAGといった感じなのかもしれませんが、個人的にはMission Workshop(ミッションワークショップ)が最高です。

最近姉妹ブランド(親ブランド?)であるCHROMEの知名度がぐぐっと上がってきたので、ちらほらと見かけるようになりましたね。自転車愛好家とは関係無しに使われている方も多いのではないでしょうか。

以前CHROMEのCITIZENを使用していましたので流行るのが良く分かります。ルックスのカッコよさもさることながら、あのバックルが『バチン!』と留まる感覚が非常に気持ちが良いものでした。あれを留めると『よし!』といった感じに意識が切り替わります。




CHROMはCHROMで素晴らしいメッセンジャーバッグなのですが、また違った角度でMission Workshopは素敵なメッセンジャーバッグです。

なんの飾りっけもなく『ただモノを運ぶ』ということに特化したアプローチがとてもカッコ良い。こんなストイックなメッセンジャーバックって中々ありません。使用感も素晴らしく、背面にクッションが付いている訳でもないのに身体に気持ち良くフィットします。

ストイックな部分はまだまだ続きます。CHROMはバックルが付いているのでバックを簡単に取り外すことが出来ますが、Mission Workshopにはバックルが付いていませんのでそんなことは出来ません。『メッセンジャーなら一日中バッグを背負ってるからそんな機能いらないでしょ?』とブランド側に言われているような感覚になります。

もちろんメッセンジャーでもなんでもないのでバックルがあった方が便利であることは間違いないのですが、この非合理性のようなものこそメッセンジャーバッグの神髄のように思ったりしますね。




メッセンジャーバッグはかばんの機能としては低いものです。

使用感や収納力を考えればどう判断してもリュックサックには敵いません。だからといって小型化するようなことは出来ませんし、実際にメッセンジャーバッグが「適切」である場面なんてほとんどありません。メッセンジャーバッグは基本的には優れた道具ではないのでしょうね。

それでもメッセンジャーバックが魅力を持っているのはこれらの合理性を排除した姿勢によるものなのでしょう。完全に自己満足の世界なのですけどね。

このような非合理性の中でストイックさを貫き続けるMission Workshopは本当に素敵だと感じます。

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