今のご時世だと『イベント中止?あぁまたコロナか』と考える方が大部分だと思いますが、今回の中止原因はこれじゃなかったりします。
詳しいことは…まぁ検索すれば分かると思いますので経過だけをざっくりと書けば以下のようにな感じです。
JFC『今度の全日本サイクルロードレースな、コース狭いからチームカーは無理や、よろしく』某選手『は?いやそれは無いやろ、チームカーOKやろ普通に』JFC『だから無理やて危ないから、周回レースなんやから実際のとこ無くてもええやろ』某選手『あーオマエじゃ話にならん、JSAAに提訴するわ、チームカーは絶対に認めさせる、提訴のための手数料もJFCに払ってもらうからな』JSAA『んー…まぁ選手が正しいやろ、JFCはチームカーOKにしたって、あぁでも仲介手数料は選手持ちな』JFC『そうかよ、ならもう開催止めるわ、チームカー引き連れて事故るよりマシやろ』某選手『』
…と、まぁこんな流れです。この某選手は更に「レース中止の取り消し(面倒な日本語)」を求めて再度JSAAに仲裁を申し込んでいるそうです。強いですね。
某選手って濁してはいますけどめちゃ狭いですからねこの世界。JSAAが発表している骨子に『オランダを競技活動の本拠とし、アメリカを本拠とするプロチームに所属するプロ自転車競技選手』て書いてますのであの方しかいません。
ていうかそもそもワールドチームに参加してる日本人女選手の時点で一人しかいませんし。濁す意味もありません。
流れだけを見ると某選手がモンスターに見えますが、実際のとこ某選手の言い分は合ってます。『JFCはUCIの加盟団体なので規則はUCIに準拠されなければいけない』と。JFCも『UCIの理念を守る』みたいなこと書いてので守って当然だろうと。そんなわけで理屈は正しいです。ちなみにUCIも『勝手に変更をするな』みたいなこと書いてます。
ただJSAAはサイクルロードレースについて全然知らないっぽいですけど。世界大会を例として受け入れるのは控えめに書いてもどうかしてます。日本国においてはサイクルロードレースはドドドドマイナーです。レースが存在するだけでも奇跡です。
そもそもUCIはUCIで問題てんこ盛りです。ダメなところもたくさんあります。まぁだからといって規約を無視して良いというわけにはなりませんが。
まー、どっちが正しくてもいいんですけど、こーいうのを突き詰めると結局のところイベントって無くなっちゃいますよね。『事故っても自己責任でどーぞ』としたところで安全面に対する配慮が足りないとかで訴訟が起きるわけで。権利が暴走すると誰も止めれません。
皆が生きやすいようにできないものですかね。やっぱり思想で新しく国境を引くしかないのかなぁ…。
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