今回から複数に分けてロープライスアクションカメラであるMUSON MC2ついての内容を書いていきます。最初は「自転車ユーザーにとってMUSON MC2はどうなの?」的な話です。
「アクションカメラと自転車(ロードバイク)の相性」
最初は『いやいや、いらないでしょ?』と思っていたアクションカメラというデジタルアクセサリーですが、いざ買ってみると思いのほか捗てびっくり。今まで馬鹿にしていてすいませんでしたという気分で文章を書いています。なんて言えばよいのかいまいち自分の中でもピンときませんが、自転車におけるハンカチとかティッシュのようなポジションでしょうか、『とりあえず持っておけば安心』というか。実際に高頻度で使うことはないと思いますが安心感がかなり違います。動画を撮ってWEBで公開するようなことがなくても記録として残していくだけ結構楽しいです。
何より撮影が簡単だということが大きいですね。
スマホでも同じことはできますし機種によってはスマホの方がずっときれいに撮れると思いますが、スマホだとビデオモードを立ち上げてわざわざ対象にレンズを向けないといけません。これって実際の作業としてはかなり面倒です。そもそも自転車に乗ってたらそんなこと出来ませんし。アクションカメラはボタンひとつでOKなので「撮る」という行動に対するハードルがとても低い。ここが一番良いところですね。
ホビーライダーに近づけば近づくほどアクションカメラとの相性は良くなります。そのようなわけでロードバイクでなくてもクロスバイクにだって良いです・・というか寧ろクロスとかの方が捗りますね。
ロードバイクの場合はドライブレコーダーとしての役割が大きくなると思いますが、重量としてはそこまでのものではないので特に負担にはならないのではないでしょうか。
「MUSON MC2は"Go pro的"に使えます(1)」
では、MUSON MC2について見ていきましょう。・・と言いたいことろですが、このアクションカメラはamazonで安く売られており結構有名だったりするのでわざわざ書くこともなかったりします。まぁざっくり言ってしまえば"廉価版GoPro"です。
・MUSON MC2(amazon)
https://www.amazon.co.jp/MUSON-%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%B3-%E3%80%90%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E7%9B%B4%E8%B2%A9%EF%BC%8F1%E5%B9%B4%E4%BF%9D%E8%A8%BC%E4%BB%98%E3%80%91%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9-%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%84%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A%E3%80%81%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%84%E8%BB%8A%E3%81%AB%E5%8F%96%E3%82%8A%E4%BB%98%E3%81%91%E5%8F%AF%E8%83%BD-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%BF%E7%94%A8%E5%8F%AF%E8%83%BD/dp/B06XHFRB5F/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&linkCode=ll1&tag=sakuranetwork-22&linkId=fcfb9b643c0bf284e980cf563447ef9c
そんなわけでスペック的なものとしては実際にamazonを覗いた方が早いのですが、自転車ユーザーが気になるであろうポイントざっくりと書いておくと下のような感じになります。
・かなり軽い
・最大撮影時間は1.5時間程度、4Kだと1時間以下
・予備バッテリーがついている
・マウントパーツが山ほどついている
・充電しながらの撮影は可能
・対応SDカードが32GBまで
・撮影機能は多いが役に立つかどうかは微妙
自転車ユーザーとしてはスペックよりもこちらが気になるところでしょう。はい、大丈夫です、いけます。
何が行けるって?もちろんTOPEAKのRideCase Mount RXに対するマウントです。
カメラがケースに完全に入っていない状態で撮影してしまったのでちょっと隙間が出来ていたりしますが、このようにきちんと「Go PRO的」に使うことが出来ます。
iPhoneSEをセットするとこうなります、実にサイバー。
TOPEAKのRideCase Mount RXはコレですね。
・TOPEAK RideCase Mount RXに関する過去記事
https://rt507.blogspot.jp/2017/05/blog-post_27.html
この位置にライトをセッティングしたいというユーザーさんも多いと思いますし、個人的にもそのつもりだったのですが、いざライトをつけてみると重いこと重いこと・・・。いやまぁ重いだけならそれで構わないのですが、重量が与える振動にブラケットが耐えられなかったりするんですよね。
最近はライトのハイパワー化が当たり前になっているところもあって大型で超重量のものがとても多い。まぁ光量を稼ごうとするならバッテリーを積むしかないので仕方がないと言えば仕方がないことではありますが。安全には変えられませんからね。
とはいえ、自転車のライトというものは言うほど丈夫ではなかったりするので当たり所が悪ければあっさりと割れてしまいます。
使用しているライト「HL-EL540RC」です。
・HL-EL540RC(cateye公式サイト)
http://www.cateye.com/jp/products/detail/HL-EL540RC/
価格と機能で考えれば現時点でこれより優れたライトは無いと思っているのですが、メーカー好評の製品重量で227gと相当な重さがあります。こんな重いものをぶら下げて高速走行しようものならプラスチック製のブラケットなんてそりゃダメになるというものです。これも仕方がないといえば仕方がない。
・・というわけでこの部分にライトを付けるのは現実的ではないなと、じゃあ他に付けるとしたら?と考えればやはりアクションカメラしかありません。アクションカメラは軽いですからね、ブラケットが破損することはそうそう起こらないでしょう。
「MUSON MC2は"Go pro的"に使えます(2)」
マニュアルも日本語表記なので助かります。
このMUSON MC2にはマウントマーツが山のように同梱されているのでRideCase Mount RXが無くても普通にハンドルにつけることは出来たりします。見た目としては良くないですが、こちらの方がボタンが押しやすいですし画面確認が楽なので便利といえば便利です。RideCase Mount RXに付けると液晶画面が見えなくなってしまいますからね。
ついでに書けばヘルメットに固定するためのアダプタも入っています。ただこれはヘルメットのとの相性があると思いますので良く分かりません。普通のものならおそらく大丈夫だと思いますが、エアロ系のメットだと難しいかもしれませんね。
表示では「防水」となっていますが、本体そのものに防水機能があるわけではなく防水機能の付いているプラスチックケースに入れることで「防水」となります。
もちろんこの防水ケースをRideCase Mount RXに付けることも出来ます。傷や汚れのことを考えたらこちらの方がいいですね。もちろん雨が降った場合も安心です。ただ、このケースは完全密封式なので「撮影と同時に外部から充電する」といったことはできません。
側面はこのような感じですね。ちなみに蓋の開け方は、上部の黒い部分をそのまま液晶方向に向かって押し開けると開きます。
ただ「撮影と同時に外部から充電する」というのがカメラにどれくらいの負担をかけるのか分かりませんので、実際にはなんともいえません。MUSON MC2には予備バッテリーも付属していますので、普通にバッテリー交換をした方が良いような気もします。まぁ高いものではないので2台くらい使っても良いようにも思いますが。
今回の内容はこのような感じですね。100%の出来とは言えませんが、8000円という価格を考えればかなり価値のあるアクセサリーになっていると思います。Go proは50000円くらいしますからね・・・。RideCase Mount RXを既に所有されている場合は満足度が大きく上がるはずです。
おまけで注意点を書いておきますと付属しているUSBケーブルは使わない方がいいかもしれません。データ転送が上手くいかないときがあったりしますし、これが原因かどうかわかりませんが、スマホを繋いだらSDカードが壊れました。
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