<ロードバイクレビュー>Brand-XのRD-01が完成しました

2017/10/03

Brand-X RD-01

t f B! P L

使い始めて半年経ちましたのでそろそろ書いても良いかなというタイミングになりました。

「Brand-XのRD-01が完成しました。」

ざっくり言えば普通のエンデュランスですね。

全体的にネガティブな雰囲気のレビューになっているかもしれませんが、2万円のフレームセットと考えれば十分過ぎる出来だということは予め最初に記載しておきたいと思います。


全体が重いせいかもしれませんが振動吸収性と直進安定性はそれなりに高い印象です。カーボンフォークの効果も最低限以上には感じられます。もしフォークがアルミだともう少しハネてしまうだろうなと思うところ。

あまりハリ感の無いフレームなのでアルミというよりはクロモリのような感じがします。手持ちのフレームと比べるとアートサイクルのクロモリより振動吸収性は高い感じですね。タイヤを28mmくらいまで広げればその辺のクロモリよりクロモリしてるかもしれません。

フレームもフォークも重いので全体の軽量化を図る場合はフォークの交換は必須になると思います。

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5000円で360g、無茶な使い方をしなければ大丈夫かなぁ…。

加速性は悪いとは言いませんがやはりカーボンのようには伸びませんしコーナーも切れる感覚はありません。これはフレームサイズを失敗したという影響もありそうですが(※一つ上のサイズを買ってみたので)、それを差し引いても加速感はそんなに得られないだろうなという感覚です。

タイヤは28mmまでを確認しました。リアはまだ余裕があるのですがフロントのクリアランスはちょっと分かりません。32mmは試しましたがダメでした。30mmは…ギリギリいけるかいけないかといったところだと思います。

リアのダボ穴の使い道はどうなんでしょうね。リアのクリアランスは広いのでフェンダーはかなり余裕がありますが、フロントにはダボ穴付いてないですし。この辺は非常に勿体ない。

キャリアを付けることは不可能では無いですが重いものを載せるのは無理っぽい感じですね。

「大型のパニアを付けて日本一周キャンプツーリング」というのは不可能でしょう。そんなことをやってるとおそらくあっという間にステーが割れてしまうと思われます。乗せるならトピークやスーリーのトランクバッグくらいが妥当なところでしょうね。

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フレームが丈夫・・というか塗装が丈夫です。使っていれば何だかんだで傷が入るものですが数か月使っても特に目立った傷が入っていません。塗装が特殊なんですしょうか、この辺りは知識が無いので分かりません。



用途をどうしようかなと考えた末にディープリムのホイールを付けて平地巡行用のバイクにすることにしました。重い?いやいやトレーニング用ですよ(言い張る)。


コンポが旧SORAなのが少し悩みどころです。

少しでももっさり感を消すために変速性能を上げたいなと思うところですが、もしコンポを変えるとなれば前提としてフレームサイズを適正にしないといけませんからね。もう一度同じフレームを買ってもいいのですがいまいち踏み切れません。

これに関しては近い将来出るであろう新型105次第ですかね。新型アルテグラであるR8000系は超ワイドレシオのギア比1:1までカバーされているので、よりグレードの低い105も当然ながらこれを継続したラインアップになっているはずでしょう。

車体が重いのでギア比をより小さく出来るというのは変速性能以上にわかりやすいメリットです。今現在でも乙女ギア(※32T)導入中なのですがそれでも坂はきつい・・というか面倒だったりします。

32Tまでギアを大きくしたせいなのかは不明ですが、変速しようとするとたまにチェーンが落ちちゃうんですよね。トータルキャパシティぎりぎりというのはやはり良くないのかもしれません。まぁペダリングが下手というのもあるでしょうが。

結局チェーン落ちがこわいので32Tに入れるということは可能な限り避けているので、実際のところはそれより一つ下の28Tで回しているという現状だったりします。

乙女ギアを入れたのに乙女ギアとして使えていないという全く持って無意味な状態です。もっと言えばマイナスですが、変速のキレも下がりますしスプロケも重くなりますからね。

新型105が4万円台で変えるならフレーム毎買い替えるのもありなのかなぁ。ロードバイクをやっていると手足の短い身体が本当に残念に思ってしまいますね。せめて腕が2cm伸びてくれるだけでも助かるのに・・。


このフレームセットをおすすめ出来るのかといえばどうでしょうね。

「既にグループセットが余ってる」という前提であればおすすめできますが、「最初から組む」という前提ではやっぱり他の完成車を買った方が良さそうです。

例えばですが、後々のことを考えればスペシャライズドの新型アレー(2018年~)とかの方が選択肢としては正解でしょう。

あちらの方が2回り以上フレームセットが軽い上に前後にダボ穴が付いています。チューブが細くて溶接もスムーズなのでルックスとしてもスマートです。もちろんスペシャライズドというブランドネームも強い。この辺りのメリットは後で数万円くらい追加したところでは埋めれませんからね。

新型アレーいいなぁ・・・。もしこれからロードを始めると言った場合は新型アレー最高ですね。ジャイアントよりコストパフォーマンスは上でじゃないでしょうか。最初にアレを選んでしまえばそれ以上のバイクはいらないような。


何だか脱線してしまいましたが、RD-01に不満があるという訳ではありません。最初にも書きましたが2万円で売られているフレームとして考えれば上々です。ルックスは良いしディティールも面白いですからね。

重いといっても一般的なママチャリよりはずっと軽いですし、コンポが余っている方はセカンドバイクに使えます。

セカンドバイクは『雨降るかもなぁ・・』というときに便利ですからね。ローラー専用にしても良いですし、誰かにプレゼントしてみるのも面白いかもしれません。

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