探せば意外に見つかるぞ!クロモリフレームのクロスバイク15選!

2017/07/02

自転車の知識

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たまにはメジャー(?)なことでもと思い経ったので書いてみました。クロモリフレームが使われているクロスバイクについて15種類集めたトピックスです。


<探せば意外に見つかるぞ!クロモリフレームのクロスバイク15選!>


・・という訳でクロスバイクの話です。

折角書くなら出来るだけマイナーなところをと思ったのですが、いざ書いてみると何だか有名どころが半分くらいになってしまいました。頭の中ではまだ若干候補があるのですが名前が出てこなく書けません。

ちょくちょくとスチールフレームが混ざっていたりしますが、材質的にはクロモリもスチールも(ほぼ)同じなので見逃してもらえると助かります。また、掲載画像はあくまでも参考資料となります。現在のモデルについては各公式WEBサイトを参照されて下さい。



① Calamita / Ciao

画像引用"http://www.cycle-eirin.com/"

(公式WEBサイトURL)
https://actionsports.co.jp/calamita_p_10.php

アクションスポーツが展開するカラミータの「チャオ」。カラミータはクロモリロードバイクのブランドですがこのようにクロスバイクも作っています。カラーリングも名前もかわいいです。

とてもシンプルなルックスで無駄な要素がありません。ホイールサイズは26インチなのでロードバイクのホイールを流用するようなことは出来ませんが、その分小回りに優れた車体になっていますし、何よりもホリゾンタルフレームをバランスよく見せることに成功しています。ホリゾンタルフレームはフレームサイズが小さい場合はあまりカッコよく見えないんですよね・・。

最近流行り(?)のフロントに変速が無いタイプです。機能的には乏しいかもしれませんが、実際のところ大型のギアなんてそうそう使いませんのでこれくらいで十分・・というかこれくらいの方がいい場合の方が多いでしょう。最大ギア比は4くらいありますので強く踏み込めば40km/hくらいは出るはずです。ダボ穴も前後に付いていますので拡張性にも優れています。

ネックなのは26インチのホイールが絶滅危惧種に近いことでしょうか。ディスクブレーキは山の様にあるのですが、リムブレーキはほとんど見かけません。ホイールのカスタムまで視野に入れている場合はあらかじめホイールを確保しておいた方がよいかもしれませんね。

ブランドとしてはマイナーですがサイクルベースあさひでも売っていたりします。 意外に入手しやすい自転車です。



② FUJI / BALLAD

画像引用https://fujibikes-jp.blogspot.jp/"

(公式WEBサイトURL)
http://www.fujibikes.jp/2017/products/ballad/

モダンとクラシックが融合したようなルックスのフジ「バラッド」、有名な自転車なのでちらほらと目にします。こちらもフロントギアが一枚なのですっきりとした印象になっていますね。ちなみにバラッドRはドロップハンドルモデルになります。

ホイールサイズはロードバイクと同じ700C、ということはロードバイクのホイールが流用できるのか・・・と思い調べましたがエンド幅が良く分かりません。もしホイールの流用を考えるのであればエンド幅が130mmかどうか確認しましょう。

バラッドはサイズ展開が豊富なことがいいですね。全6サイズなのですが、クロスバイクでここまで幅広いサイズを展開しているバイクは中々ありません。

ネックなのはステムでしょうか。クイルステムは見た目としてはオシャレですが、現在では流通が少ないのでステムの長さを変更しようと思った場合にちょっと困ります。アヘッドより値段が高いですからね。

バラッド(というかフジ)は値段が極端に下がることがほとんどないので欲しいと思ったときが買い時です。実売価格は7万円くらいでしょうか



③ SURLY / Cross-Check Flat Bar

画像引用"https://www.flickr.com/"

(公式WEBサイトURL)
http://ja.surlybikes.com/bikes/flat_bar_cross_check

サーリーを持ち出すのはちょっとずるいような気もしますがそれでもサーリーです。「クロスチェック」は本来ドロップハンドルですが、このようにフラットバーモデルとしての完成車も販売されています。ハンドルが湾曲しているためクロスバイクというよりもコミューターバイクのような感じもしますがクロスバイクといえばクロスバイクです。

他クロスバイクに比べてかなり値段は上がりますがそれでも売れるからすごいです。フレームサイズはなんと全10サイズ!。値段はシビアですがより自分にフィットしたサイズを探すことが出来ます。



④ RITEWAY /SHEPHERD IRON F

画像引用"https://www.riteway-jp.com"

(公式WEBサイトURL)
https://www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/shepherd-iron-f

ライトウェイの定番モデルSHEPHERD CITYから派生したスチールフレームの「SHEPHERD IRON F」、Fがなんの意味かは分かりません。ちなみにSHEPHERD CITYはグッドデザイン賞を獲得しているかわいいクロスバイクです。女の子であればこちらの方がいいかもしれませんね。

SHEPHERD IRON Fは男のクロスバイクといったところでしょうか。フロント3枚は如何にもクロスバイクっぽいですし、クロスにしては珍しくブレーキがキャリパーブレーキになっています。ダボ穴も豊富なので拡張性が高いのも嬉しいところ。サーリーのような遊んで楽しいクロスバイクといったところでしょうか。

重量もありますし定価は6万円弱とクロスバイクにしてはやや高めですが、汎用性という意味ではかなり優れている一台になっていると感じます。



⑤ JAMIS / CODA SPORT

画像引用"http://www.jamis-japan.com"

(公式WEBサイトURL)
http://www.jamis-japan.com/codasport.html

ジェイミスの定番バイクである「コーダスポーツ」。機能としてはSHEPHERD IRON Fに近いですがこちらはオフロードを意識したモデルですね、トップチューブの上側にワイヤーを配置する姿はまさにシクロクロスと同じやり方です。

見た目としてはアグレッシブな感じですが、スローピングが効いているのでSHEPHERD IRON Fよりも乗りやすいのではないかと想像できます。フロントフォークもベンド形状なので、ストレート形状のSHEPHERD IRON Fより振動吸収性に優れるでしょう。『ちょっと荒い道にも突っ込みたい!』といった場合の筆頭にくるクロスバイクはこれなのではないかと思います。

ちなみにこのコーダスポーツはレディースモデルも展開されています。販売価格は6万円くらいですね。




⑥ Tern / GLEAM

画像引用"http://www.ternbicycles.jp"

(公式WEBサイトURL)
http://www.ternbicycles.jp/2016/products/Gleam/

最近急に値段が上がってしまったターンバイシクルより「グリーム」。現在の定価だと17万円とかなり高額ですが、実売価格としてはそこまで高くはありません。

チネリのような前方向に大きく倒れる「逆スローピング」ともいえる攻撃的なルックスはとても目立ちます。ホイールサイズが650であることも前傾姿勢を後押ししていますね。さらにシフターが今時Wレバー!これは評価が分かれるところだと思いますが、ここまで『好き勝手にやってる感』をここまで強く押し出してくるバイクは滅多に無いのでとても興味深いものがあります(※このようなバイクは愛好家がカスタムして出来上がのが普通です)。

「俺は一味違うぜ?」という方は是非購入候補に加えましょう。あんまり前を下げると不審者と間違われるかもしれないので注意した方がいいかもしれませんね。



⑦ SCHWINN / SLICKER

画像引用"http://www.schwinn-jpn.com"

(公式WEBサイトURL)
http://www.schwinn-jpn.com/17bikes/slicker.html

北米ブランドシュウィンより「スリッカー」です。

とてもシンプルなモデルなので特に書くことが浮かびません。ホイールサイズはロードバイクと同じ700C。フロントはよくあるシングルですがチェーンリングが他のメーカーより比較的に大きいのでより高速性能を追求したモデルといって良いのではないかと思います、ホイールのリムハイトも高めですしね。

実売価格は4万円の後半といったところでしょうか。



⑧ MIYATA / Freedom Flat

画像引用"http://www.miyatabike.com"

(公式WEBサイトURL)
http://www.miyatabike.com/miyata/lineup/freedom/freedom_flat.html

我らが日本国のミヤタサイクルから「フリーダムフラット」、クロスバイクというよりはフラットバーロードバイクといった方が近い自転車ですね。アッセンブルされているパーツはロード用のものですしストレートフォークもハンドリングの軽快さに一役買っています。フロントのチェーンリングも大型なのでロードバイクと同程度の速度がだせるはずです。

販売定価は5万円弱程度。かなりお買い得のような感じもしますが、使われているパーツの詳細が公開されていないので微妙に不透明な部分もあります。



⑨ BASSO / LESMO

画像引用 "http://www.job-cycles.com"

(公式WEBサイトURL)
http://www.job-cycles.com/basso/collection/detail/crossbike/lesmo/

こちらもミヤタと同様にクロスバイクというよりはフラットバーロードバイクといった方が近い自転車ですね。バッソの「レスモ」です。

うーん・・・これといって書くことが無い・・・。かなりクラシックなルックスのバイクです。フォークがベントというところもカラーリングと合っています。パーツにはきちんとシマノの物が使われていますので信頼性も高いでしょう。ただその分値段が高めに設定されている印象があります。



⑩ GIOS / AMPIO

画像引用"http://www.job-cycles.com"

(公式WEBサイトURL)
http://www.job-cycles.com/gios/english/collection/detail/cyclocrosstouringurbanbikeseries/ampio/index.html

ジオスの定番クロスバイクはミストラルですが、こちらはクロモリフレームの「アンピーオ」。全体の雰囲気としてはバッソのレスモに近いですが、アンピーオの方がサイズ展開が豊富かつ安価なので、もし2台で迷ったのであればこちらになることが多いのかなと思います。

デザインとしても太いアルミチューブを使ったミストラルより細いクロモリチューブを使ったアンピーオの方がスマートですね。ミストラルとアンピーオでは定価にして3万円程度の差があります。結構な差ではありますが、10年乗ると考えれば特に大きいものでもないのではないでしょうか。

また、限定モデルとしてミストラルのクロモリフレームモデルが売っていることがあります。

<参考ページ>
【2018年モデル 先行販売】GIOS ジオス MISTRAL Cr-Mo ミストラルクロモリ 2018 クロスバイク フラットバーロード スポーツ自転車【送料無料】【ワイヤーロックプレゼント】【期間限定防犯登録無料】

こちらの方がスローピングになっているので乗りやすそうですね。価格もアンピーオより2万円ほど安くなっているので手が届きやすい一台になっています。




⑪ RALEIGH / RFC

画像引用"http://www.morita-cycle.com/blog"

(公式WEBサイトURL)
http://www.raleigh.jp/bikes/3072.html

レスモ・アンピーオ共にクラシックな雰囲気ですが、それを圧倒的に上回るクラシックテイストを持つのがラレーの「RCF」。誰がどんな角度から見ようともクラシック、ここまでクラシックだと合わせる服も選ばないといけませんね。

ホイールサイズは700C、コンポーネントはシマノクラリスのシルバーカラーでまとまっています。全体のバランスとしてはホイールサイズが小さい方がクラシック感が活かせるのでそこが少し残念かもしれませんね。個人的にはフロントのアウターチェーンリングを外した方がいいと思うところ、そちらの方がより全体のバランスがまとまるはずです。



⑫ LOUIS GARNEAU / BTN

画像引用"http://www.louisgarneausports.com"

(公式WEBサイトURL)
http://www.louisgarneausports.com/lgs-btn.html

オシャレ系自転車メーカー筆頭であるルイガノから「BTN」

・・・・オシャレ!以上!



⑬ BRIDGESTONE / CHeRO 700C

画像引用"https://www.bscycle.co.jp/"

(公式WEBサイトURL)
https://www.bscycle.co.jp/greenlabel/chero/700c.html

日本が世界に誇る企業のひとつ、ブリジストンサイクルから「クロエ」です。このクロエは様々な種類で展開されており、ドロップハンドルのものやホイールサイズが小さいものもあったります。痒い所に手が届くシリーズです。

ブリジストンサイクルの凄いところはやはり盗難補償でしょう。クロエであれば1年間無料で盗難補償を受けることが出来ます。どんなに注意していても盗まれるときには盗まれてしまうものが自転車です。自転車の盗難保険もあることにはありますが、掛け金が大きかったり保険に入る条件が厳しかったりするのが普通です。ブリジストンのように無料で保証してくれる会社なんて世界中にいくつあるのか分かりません。



⑭ TOKYO BIKE / SPORT 9s or 26

画像引用"https://www.tokyobike.com"

(公式WEBサイトURL)
https://www.tokyobike.com/product/tokyobike26.html

(公式WEBサイトURL)
https://www.tokyobike.com/product/tokyobike_sport9s.html

独自の発想であっという間に知名度を広げたトーキョーバイク。名前の如く都会的で無駄のないスマートな自転車を展開しています。

トーキョーバイクからクロスとして展開されているのは「SPORT 9s」と「26」 。SPORT 9sは650サイズのホイールで9段変速(SIMANO SORA)になっており、26の方はその名の通り26インチのホイールサイズになっています。26インチは700Cと(ほぼ)同じなので小さいホイールを希望する場合は650の9Sを選びましょう。

トーキョーバイクの優れたところはユーザーの使用スタイルをきちんと考えているところですね。ボトルケージ用のダボ穴がシートチューブのかなり下側に付いています。これはとても重要なことなのですが、ここを意識しているブランドって実は少なかったりします。ボトルケージは下側に付いていた方が重心が下がりますし、何よりもルックスとしてかっこいいんです。

値段はどちらも6万円の後半とやや高めですが、このブランドには「カスタマーレスキュー」というユニークなサービスが付いています。年3回までパンク修理やワイヤー交換を無料で行ってくれる面白いサービスです(※部品代は請求されます)。どの程度融通が利くサービスなのかは不透明ですが、メンテナンスにおいて保険的なものをかけておきたい場合は良いのかもしれません。



⑮ OTOMO CANOVER / CAC-024 HEBE

画像引用"http://www.e-otomo.co.jp"

(公式WEBサイトURL)
http://www.e-otomo.co.jp/cac-024-hebe/

最後に登場するのはカノーバーの「へーべー」。書いておいてなんですが自己責任的なものが強いバイクでもあります。実売価格3万円と破格の安さで売られているクロスバイク。 どんなパーツを使っているのか分かりませんが、通常よりもデリケートな扱いが求められることは間違いないでしょう。



http://furamika.blogspot.jp/2017/03/15_31.html
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