何だか良くわかりませんが受かっていました。
ちなみに得点は35点、1点でも落としていたらアウトでした。
「ギリギリで受かる宅建試験合格までの道」
以下の勉強法でギリギリ受かりました。(1)10年間分の過去問を丸暗記する
(2)詳細が分からないところはネットで検索する
(3)出版社が出してる直前対策を丸暗記する
言わずもがなだと思いますがかなりリスクの高い勉強方法です。
基本となる部分をほとんどすっとばしているので知ってる問題しかクリアできません。試験前日までに(1)と(3)の9割くらいは暗記出来ていたと思いますが、これで35点というギリギリの数字となっています。
結論から言えば、この方法は半分はお勧めできますがもう半分はお勧めできません。ほとんどギャンブルのようなものですからね。
「必要なことは類題をまとめて解くこと」
ではこれからギャンブル性を除くためにはどうすれば良いのかということですが、分野別に分かれた問題集を一冊挟めば確実性が大きく向上します。過去問を解くということは非常に効果的ですが効果的過ぎて"自分がこの問題を理解している"と錯覚してしまうことが多いです。これではちょっと変化球のような問題を出されると対応出来ません。
実際の試験問題でも微妙な部分を重点的に付かれます。
答案を見直しても、やはりうろ覚えといいますか、『怪しいなぁ・・』と感じた問題はことごとく落としていましたね。『二択まで絞れたぞ!』といった感触の問題でも恥ずかしいことに全然絞れていたかったりしました。この辺りは自分の行った勉強法通りの結果となっていたと思います。やはり類題をまとめて行って自身の理解度を確認するべきだったと反省します。
ピンポイントな過去問だけでは類題はカバーできません、分野別問題集も必須です。ネット検索もあまりお勧め出来ませんね。画面を眺めても分かった気分になるだけで実際の試験問題に対応できるかどうかは微妙なところです。分野別類題を丁寧におさえればもっと余裕を持って合格出来ていたと思います。
もし自分が再度試験を受けるということであれば、以下のような方法を取ります。
(1)過去問を3年程度まとめて解く
(2)類題問題集に挑戦して自分の理解を確認する
(3)違う年度の過去問を3年程度まとめて解く
(4)以下繰り返し
勉強期間は出来れば半年程度は欲しいところですね。直前対策系の問題集は特にやらなくても良いのではないかと思います。それよりも類題を解いて土台を固める方が確実な効果が見込めるところでしょう。