東南アジア発の自転車が来るとか来ないとか。ロードバイク界に新しい風が吹きそうです。
高級ロードバイクが苦手な方にとっては面白いニュースでしょう。2015年から東南アジアの自転車OEMメーカーがいよいよ「攻め」に転じるとのことです。東南アジアにもこんな企業があるのですね、OEMと言えばジャイアントやメリダくらいしか知りませんでした。
ちなみに日付は2015年の9月26日、なかなか面白いことが書いてありますよ。日経会員になればWEBからでも参照できるようです。
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO92109470V20C15A9FFE000/
・・・で、記事内で紹介されているバイクメーカーですが、タイの「LAバイシクル」とインドネシアの「インセラ・セナ」という企業です。両社ともに90年頃に起業されており、25年という結構な歴史があります。
LAバイシクルはメーカー内に「LAバイク」と「インフィニット」というブランドを持っており、この「インフィニット」が欧米向けに新設された高級ラインとなっているようです。
探すのが少し面倒でしたがメーカーリンクは下記へどうぞ。上がLAバイク、下がインフィニットです。WEBもそうなのですがフレームも正に東南アジアといったデザインになっています。
http://www.la-bicycle.com/
http://www.infinitebicycles.com/th/
そして気になるお値段ですが、WEBをふらふらしながら「ราคา 40,500」という数字を発見しました。40500バーツ、1バーツが現時点では3.5円くらいですので日本円に換算すると13万円といったところでしょうか。
※参考URL
http://www.vsbike.net/infinite-prime-team-frame-set-2015/
フレームセットで13万円。完成車価格が見つからなかったのが残念ですが、パーツの印象で判断すればフレームセットの倍額以下くらいで収まっているような感じです。
タイの物価からすれば高価だとは思いますが先進国かられば安値です。ましてやあの辺りはガンガン成長している地域ですからねぇ・・このままだと日本が抜かれることもそう遅くはありません。有名ブランドのOEMをやっていたという売り文句があれば信用としても申し分ないでしょう。高級ブランドバイクもグレードによってはOEM品ですからね。
高級バイクのステイタスは不変だとは思いますが、十数年後には勢力図が変わっているかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿