ロードバイクにはパーツだけではなく様々なアクセサリーが必要となってきます。
「ほとんど使わないようなもの」「ツーリング時に携帯しなければならないもの」。また「耐久性の高いもの・低いもの」といった様々な要素も加わってくるため、あらかじめ事前に知識を持っておけば効率の良い買い物をすることが可能です。
・タイヤレバーは2セット以上購入!
タイヤレバーは最低でも2セット以上買っておきましょう。1セットはツーリング携帯用、もう1セットはガレージ用(部屋用)です。安価ですので複数持っていても経済的な負担はありません。ツーリング用セットは基本的には部屋で展開しないようにしておき中身には触れないようにします。1セットしか持っていない状態ですと『タイヤレバーを入れたつもりだったのに入っておらず、ツーリング中にパンクしてもタイヤ交換が出来ない』という絶望的な状態が起こる可能性があります。
意外と紛失しやすいものですのでカラーリングが派手なものだと尚GOODです。
・空気入れは2個買う事になります、諦めましょう
空気入れは大まかに携帯用と通常用の2種類に分けられます。携帯用は移動先でパンクした場合等で必要になるので必ず必要となります(※ボンベを使う場合は別ですが)。できればこれ1つだけで済ませたいところですが、ロードバイクには「空気圧」という非常に重要な要素があるため中々そうはいきません。ほとんどの携帯用空気入れには空気圧表示が付いていません。そのため空気圧を測るためには別売の空気圧計を購入する必要が出てきます。しかしながらこれは当てにならないものも多い(というか計測が難しい)ため、使い勝手が良いとは言い難いものがあります。
空気圧計が付いている通常用の空気入れと空気圧計の値段の差はあってないようなものですので(¥1000-程度しか違いません)、空気圧計を選ぶメリットはほとんどないでしょう。最初から携帯用と通常用の2つを選択するのが効率的です。
・ボトルケージを複数買う場合は形状を要確認!
ボトルケージは好みに合わせて自由に選ぶべきものではありますが、取り付け位置の穴がどこに付いているのかは最低限確認する必要があります。よくある金物製のボトルゲージ(※ミノウラ等)はゲージの中心部分に取り付け位置が付いているため、フレームの形やサイズによっては収容できるボトルのサイズが限られてしまったり複数のボトルゲージを取り付ける事が出来なくなる場合があります。高確率でボトルゲージは複数セッティングすることになりますので、予めこの部分を考慮しておきましょう。
・ボトルは基本的に使い捨てですが良いものは長く使えます
いつまでも使えるものではありませんので基本的には使い捨てとなります。ボトルの使い方は個人によって微妙に違います。飲料用とは別に体に掛ける用として携帯される方も少なくありません。ボトルは3~4本程度所持し、ボトルの色で用途を区別すると効率的です。例えば「透明なボトルには水しか入れない」「赤いボトルにはベリーのエナジータブレットを入れる」といったように自身でルールを決めておくと分かりやすく管理も楽です。
ボトルにも若干グレードが存在するのですが、CAMELBAK等の飲み口がワンプッシュのものがお勧めです。この手のボトルは飲み口を引っ張らなくても、ボトルを絞るだけでドリンクが飲める構造になっています。最安価格帯のものより倍程度の値段が要求されますが耐久性・使い勝手共に優れていますので、長い目で見ればこちらの方が経済的でしょう。
・サドルバックは無いほうがおかしい
ほとんどの場合で必須となります。近場でのサイクリングに限定しても昼夜の気温差が大きい季節では薄手のウインドブレーカー等を携帯しなければならない場合が少なからず存在します。サイズは大きめの物を選ぶのが正解ですが、大き過ぎるとサドル高さによってはタイヤに接触してしまう場合や太ももに接触する場合があります。自身の適正サドル高さがある程度分かった状態で選ぶようにした方が確実です。
・サイコンはグレードと取り付け位置に注意!
必須ではありませんが求めないサイクリストはいないでしょう。グレードの差が激しいため選択が難しいアクセサリーでもあります。サイクルコンピューターは大きく分ければ有線と無線に別れますが、意外と無視してしまうのが「取り付け位置」の場所です。フロント側に付けるものとリア側に付けるものがありますが、これを無視するのは非常に危険です。何故かと言えば、今後やる気を出してローラー台を購入したときに速度を図れない場合があるからです。
ローラー台と言うものは大きく分類して「三本ローラー」と「固定ローラー」の二種類がありますが、固定ローラーの場合は『後輪だけ』が回転するかたちになっているため、フロント側で計測するタイプのサイクルコンピューターでは速度を測ることが出来ません。
無理に求める必要もありませんが、途半端なモデルを選ぶと「安物買い」になってしまう恐れが強いアイテムです。
・100均の工具は避ける!ホームセンターでそれなりのものを
もはや日本の生活には欠かすことのできなくなった100均ではありますが、ここで工具を買うのは避けましょう。金額によるメリットよりもネジ等がバカになるリスクの方が遥かに大きいです。
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