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雨が降ってるとネッフィン(ネットサーフィン)くらいしかやることが無かったりします。そうなると当然ながら欲しい物をチェックしてしまうわけで、十分に道具なんて揃ってるにも関わらず気が付いたらこーいうものが届いていたりします。
「PDWのThe Bindle™ Rackについて」
アウトドア系(?)サイクリストの方であれば結構有名だと思いますが、おそらくレース志向の方であればほとんど知らないメーカーではないでしょうか。米国オレゴン州はポートランド市に本拠を置くポートランドデザインワークスはアーバン・サイクリストのための自転車用品メーカーです。誤解を恐れずに言えば所謂オシャレ系ブランド・・のようなところなのですが(服も売っています)、こちらが発売しているThe Bindle™ Rack(※ビンドルラックと読みます)が頗るファンタジスタなツールなのです。
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画像を見れば一目瞭然ですね。サドル下にドライバッグ等をセットできるラックです。
よく出来ています。機能的には大型サドルバックと変わらないものではありますが、金属で固定するというのがとてもファンタジック(?)です。バッグ系だとどうしても完全に固定することは難しいですし、何よりも見た目としてあまりカッコよくないと言いますか・・まぁこの辺りは個人の好みだとは思いますが。
金属でがしっと構成されている自転車という工業製品に柔らかくて質感の違う繊維製品を直接くっ付けるのはどうにもしっくりこなかったりします。結構こういう方は多いのではないでしょうか、「サドルバックの方が便利であっても見た目としてツール缶を使う」という人は少なくありませんからね。
そんなわけで今まで敬遠していた大型サドルバックだったのですが、こちらのビンドルラックのおかげで抵抗無く使えるようになりました。
・・・とここまで書いたところで恒例の組み立て風景やレビューっぽいものを書いてみます。とはいえ機能としては単純なものですので特に書くこともないんですけどね・・。
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本体以外の付属品はこれだけです。長さの違うナットが二本と説明書、あとはクランプ位置の目印用(?)のクッション付きテープだけ。
ちなみに購入先は楽天の中にある「クロモリ自転車専門店グランピー」なるところ。マイナーであるためかショッピングモール系サイトだと楽天くらいしかありませんでしたね。セールをするような商品では無いですが、楽天だとたまにクーポンが使えたりすることがあるのでチェックしておくといいかもしれません。
・クロモリ自転車専門店グランピー
http://www.rakuten.ne.jp/gold/grumpy/
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本体を開封した図、思いの他コンパクトな感じ。あと1インチ~2インチくらい長い方が見た目としてキレイなのではないかと思ったりします。
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本体からシートを外すとこんな感じ。これが無いと固定するのが面倒になるので大事に使わねば。
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マニュアルです。
機能が単純なのでまぁこんなものか・・と思いきや規定トルク値が書いてねぇ・・・。流石アメリカといった感じの雑感が素敵です。仕方が無いので適当に留めます。
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同じ画像の使いまわしですが、組み立てるとこんな感じになります。
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ちなみにサドルのレールからスケールを引っ掛けてシートクランプの天端まで17cmくらいですかね?
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この状態でもドライバッグとサドルとの間は微妙に余裕があったりします。ちなみにドライバックのサイズは10Lで直径だと20cmくらいのものをセットしています。
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モンベルのムーンライト2型を乗せてみるとこんな感じになります。
おぉ・・いつでも家出できるぞこれは・・。
スローピングフレームであればかなり恩恵がありそうですね。ラックの角度をきつくすればさらにタイヤとの隙間に荷物を挟むことも出来ます。足が長い方であればドライバックを二段にすることもできるかもしれません、耐荷重は10kgとのことなので数字上はクリアできる場合がほとんどでしょう。
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シートポストを出しにくいホリゾンタルでも行けることには行けます。ただ、どうしても重心が後ろに来てしまいますので、あまり重量が大きい場合は後ろにモーメントが働きそうな気がします。
パニアバッグの出番が減りそうな感じが・・。
何度も書いているような気がしますがパニアバッグって使い勝手としては難しかったりします。「そもそもそんなにモノを入れない」といった場合では片方だけで十分に容量は足りますが、車体のバランス上両方付けないとやはり走っていて気持ち良くなかったりします。
そんなわけで、バイクのセンターにどっしり荷物が置けるのというのは車体のバランスからすれば最高ですし、不必要に自転車の横幅が広がらないので車道を走る場合の恐怖や申し訳無さも多少は軽減されます。
荷物の出し入れという点ではパニアには勝てませんが、そもそもそんなに荷物を出し入れすることって少ないですし、使用頻度の高いものは圧倒的にフロント周辺に持ってきた方が効率が良いのでその辺りが焦点になること自体がまずありません。
ロングサイズが出ても買ってしまうかもしれません。
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