知人のブレーキ調整を頼まれたついでに文章として残しておきます。
<ロードバイクのブレーキキャリパーの片効き解決方法について>
ロードバイク(というか自転車全般)のブレーキにおいて大切なことは基本的には以下の2つとなります。(1)ブレーキがきちんと中心で効いているか
(2)どれくらいの力でブレーキが効くのか
(2)に関しては好みの問題ということもありますし、大抵の場合強く握れば効くので問題無いといえば問題ない部分ですが、(1)の「ブレーキがきちんと中心で効いているか」ということは意外に(?)大変だったりします。これが出来ていないと所謂『片効き』という状態になりますが仕組みを理解していないとここが中々解決できない場合があります。
片効きはブレーキキャリパーの種類・品番によって起こりやすかったり起こりにくかったりします。
これについては製品の不具合的なものもあるかもしれませんが、実際に差が発生しているのは事実なのでちょっと困りもの。今回新しく買ったBR-R451もそんな感じでした。世に出ている全てのブレーキを使ったことがあるわけではないのですが、ロングアーチだと起こりやすい傾向がありますね。
センター位置を出すのは簡単です。ブレーキの軸を中心で留めて、センタリング調節ボルト(※低いグレードの場合はネジになっています、ちなみにBR-R451はネジです)で微調整を行えば中心は至って普通に出ます。この辺りはより詳しく書いてあるWEBサイトを見れば一目瞭然でしょう。
しかしながら『正確にセンターを出しても実際にブレーキレバーを何度か握っていくといつの間にやら片効きになっている』といったことがあります。こういった場合はどうするのかという話です。
今回は結論だけしか書きませんが、そういった場合はケーブル調節ナットでテンションを掛ければ解決すると思います。
まぁ百聞は一見に如かずということで・・。
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